嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

イタ車はこんなものですよ第50話 イニシャルK長野版 並走バトル~?

2005-04-02 16:01:37 | 
DSC0683初公開!これがAさん所有のジェッタである。通称スーパージェッター。もうリリースされたからバラしてもよいだろう(爆)。なぜかこのクルマ、99年の時点で現行ゴルフ5の試作ダンパーをカマされていた(完全謎)。こいつと同じものがゴルフ5に搭載されたのかどうか、それはいまだに謎のままであるが、まあ事実である。ゴルフ5リリースまではゼッタイに黙っておいてください、とお願いされていた(一部意味明瞭)。

・・・(第49話から続く)
どこで抜くか・・・どこでも抜ける、がここまでバトルを引っ張られたのはAさんにしても初めてのことである(爆)。できるだけショッキングな抜き方で相手を貶めてやらなければ気がすまない(更爆)。

蓼科からの下りのワインディングで遭遇した謎のK。互いに一歩も譲らないまま前半のタイトなコースを限界をこえた突っ込みをやらかしながらそれでもなんとか通過したKとスーパージェッターの戦いは後半のストレートと90度カーブを組み合わせた高速バトルに突入。さすがに排気量差で直線スピードでは圧勝。ところがKもやってくれる。おおっ、アンダー?かと思えばそうではない。ビミョーに外側に膨らむライン取りでパッシングラインをとことん妨害してくる・・・が、このステージには見通しと道幅がある。Kがそうくるならこちらも、というわけでストレートエンド、いやストレートの半ばから横に並んだままAさんの必殺技・・・「横並びドライバーウォッチング(爆死)」が繰り出される!ご存じない方のために解説しておくと、これはAさんの類まれな動態視力を利して追い抜きざまに先行ドライバーの様子を一瞬で観察し、それまでの予測とあっていれば○、違ったらバツ(爆死)という高度なプレイである。たまに対向車でもやっているというからすごい(ばか)

追い抜きざまであるからKにとっては最高速つまり120度程度のものなんだが、なんせ現場は下り、しかもストレートとはいってもスグーニ90度カーブ、それも高低差がついたやつが迫ってくる。ドライバーを観察してみればフツーの職人さんらしいぞ!・・・ううむ絶句。レーシングスーツでも着ていて欲しかった、とマジで思ったそうである>Aさん

ストレートでそうやって並んでおいてそのまま抜くか、といえばそんなことはしない。横一線のままブレーキングバトルに突入である。もう死闘である。Kも必死にブレーキングを遅らせているが、さすがに前半の限界バトルは効いている。ジェッタもそれは変わらない。横並びを繰り返しながらもどこか楽しんでいる風情のAさんであるが、同乗者はたまったもんぢゃねえ。後席ではご長男がさっきからドア内張りににビシバシぶつけられまくってるぞ(爆死)

どこで決めるか・・・そうこの先にやはり90度。ところが「高低差これでもかカーブ」が迫っている。バトルの決着はそこだ、そこしかない・・・っとそのときKがまさかの猛加速!
非常に短いストレートのしかも対向車の切れ目に生まれたほんの一瞬のスキを突いて勝負に出てきたようである。テキもこのコースをとことん知り抜いているご様子・・・さて、このスピードからのキックダウンでジェッタの3ATは1を選ぶのか2を選び出すのか、勝敗の鍵はそこだ、それくらいKのダッシュはすさまじかった・・・(第51話につづく)




アランフラッサーのディテール

2005-04-02 10:53:35 | コスメ・ファッション
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DSC0681先日、ブリトラのお話をしたところが、予想以上の反響があったのでチョーシこいてその続編(爆)。アランフラッサーのスーツのディテールをご覧に入れる。機能を重視するのならサスペンダーなどよりもベルトのほうがよいに決まってるし、いまどきラペルの頂点に開けられた穴に花を挿すお方もめったにいらっしゃらないだろう。にもかかわらず、既製服でここまでディテールに凝ったのは空前絶後だと思う。3枚目の画像がモンダイのフラワーホール。上の穴から花の茎を刺して、下にわたされた紐でホールドする仕組みである。その紐の角度なんかも計算されていていざ使ってみればその加減に思わずちびりそうになる(下品ご容赦)。ポールスチュアートでもこんなことやってない。このスーツを買ってからすでに20年が経過してしまったが、いまだに現役、どころかきょうびのスーツ軍団の中に分け入ってみればかえって新鮮ですらある(流行おくれともいふ)。

裏地のパターンもすばらしいのだが(竜とか鶴亀ぢゃないっすよ、学ランとちがうんだから)サスペンダーのボタンにいちいちネームが入ってたり、型紙をわざとクラシックなものにしたせいだろうか、着てみればゆったりした仕立てで、ドレープと呼ばれる隙間が身体とスーツのあいだに出るようになっている。動くとこれがビミョーな陰影を作り出す、というわけである。今流行中のピッチリ君スーツとは雲泥の差である(爆)ううむ、美しい・・・グレートギャツビーの中で使われたスーツの80年代的解釈に思える。次のお出かけはこれ着て出かけよっと・・・って予定なんにもなし(爆死)



ロレックス中毒は感染する?

2005-04-02 10:17:27 | うんちく・小ネタ
marie1jpjp-img600x300-1111837616tmp881-362646_1今日はマダムがお出かけである。ので、私はお留守番、というか店番を余儀なくされている。せっかく夏タイヤに戻したので、ちょいとナラシに行きたいのは山々なんだが、そうもいっていられない。なに週末?なんですかそれ(爆涙)

このところマダムの様子が変である、PC眺めてはため息なんかついたりしてどうもミョーだ。元気がないようだがどうかしたのかい?ときいてみれば、これどう思う?といって画面を見せられた・・・

????ロレックス・ヨットマスター・ロレジウム・・・通称ロレジ君である(爆)。なんだよそれ、それって私のアコガレのトケイぢゃん。私だってこんなクルマ道楽や履き道楽、女道楽(うそ)さえしてなけりゃとっくにゲットしてるはずのアコガレモデルである・・・ってもしかしてプ、プレゼントォ~・・・なわけない。なんとうちのマダム、こいつが欲しくなってしまったらしい・・・

ロレジ君・・・不朽の名機、サブマリーナから派生した超ゴーカモデル。コンセプトは海辺でヨット浮かべて裕福に暮らすセレブ向けのお遊びモデル。防水性能にも抜かりはないが、サブマリーナほどの耐圧性能までは持たされていない、いわばオシャレモデルである。ベゼルとダイアルの一部にプラチナをムクで使用。発売直後には超人気から品薄を招いてプレミアムがつきまくり、挙句に100マソの大台に乗った、というあのモデルである。ご覧いただいた通りロレックスのゴーカモデルにありがちなキンキラが一切ない、どころかプラチナのなんともいえない光沢とサブマリーナ系の安定性能を兼ね備えた現行ラインナップ中でも常に話題のモデルである。

ううむ、よりによってロレジ君とは・・・支払いどうすんの?ときいてみれば蓄えはある、とおっしゃるではないか・・・ううむ、すげー!!!テキながらアッパレ(爆死)。こりゃうまくすれば私も借りることができるかもしれない(違)。すかさず中古の良品で十分だからぜひとも実物を見てきなさい、といって送り出した(爆)。んま、本来ならば「ほら」なんつってさりげにプレゼント仕立てて渡してやるところなんだが、生憎と持ち合わせが・・・(爆死)。

なぜにロレックスなのかときいてみればどうも先日来の私のGMT2騒ぎで興味を持ったらしい・・・ロレックスの仕上げ、今まではただのでかいトケイにすぎなかったのを私がベゼルの交換云々であんまり騒いだのでちょいと手にとって眺めてみれば・・・カルティエにもIWCにもブライトリングにも他のどの実用時計にもここまでの仕上げはない。特にオイスターケース(商標登録済み)の本体の質感にやられてしまったようなのだ・・・で、ロレジ君と。ううむ、アッパレ!!買ったら貸してね(爆死)

ちなみにこのオイスターケース。ステンレスのムクから削りだすのはまあ当然として、その後、トケイのケースとして組み上げるまでに3年間寝かせる、というからすごい。アッパレ!オイスターケース。ああ、私のも早く戻ってこないかな~(爆)