嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

カンパリオレンジ

2005-04-27 19:53:55 | 食・レシピ
DSC0755今夜の食前酒。さいきんトロピカーナのホームメイドスタイルにはまりっぱなし(笑)。果肉と思わせておいてパルプを混入するなんざワザが効いていてよろしい(謎)。この手絞り感覚のジュースには思い出がある。
修行時代虎ノ門のホテル○ークラでベルボーイの夜勤のときのお楽しみがこれであった。

カメリアコーナという24時間営業のカフェレストランの厨房に忍び込んで23年前にグラス一杯700円(!)で売られていたそのチョー高級「果汁」をおたまでどっくんどっくん飲みまくり・・・そのおいしかったことといったら(とほひめ)。
以来、手絞りのあとが残るジュースはチャンスがあればどんなに高くても試したもんだが、最近になってリッツカールトンの朝食に供されていたオレンジジュースでやっと同じレベルにめぐり合えた。と、それくらいおいしかったのである>○ークラのオレンジジュース。当時はオレンジも輸入規制があって、ものすごい関税が課せられていて今みたいにみかんより安い、などということは間違ってもなかったのでありがたみはそりゃもうすごかった。この一杯のためならばたいていのことはガマンしたもんだ(爆死)。

っとまあだいぶレベルは違うにしても目下のお気に入りはトロピカーナさまなのであった。さいきんになって同ブランドからプレミアムなんとかというシリーズが売られているようだが、上品すぎて濃度にかける、と思ったがどうだろう?

カンパリオレンジはグラスに氷、オレンジジュース、カンパリの順に注いでやると美しいフロートを楽しめる。急いで飲まないと底にたまっちゃうんだが、そいつをまた2杯目のオレンジジュースでうめながら飲むこの悦楽(爆)