
靴磨きは小学4年生の頃からの趣味である(まじ)。シミ落としのテクは最近になってようやく、という段階であるが、鏡面ミガキに関してはもうとっくにプロの領域にいる、と自負している(爆)。水分の補い方、その量が鍵なんであるが、革の質や表面の状態などにも左右されてなかなか奥が深い。
通り一遍に磨くのはもう飽きた(爆)ので、今回はこの一足をご紹介。アランフラッサーのフルブローグ。
日本名ウイングチップ。
フラッサーさまの手にかかるとあの無骨な鬼瓦みたいな靴がこうなる。色もとことんクラシックな茶色で気に入っている。つや消しにしてみたり、エナメル仕上げにしてみたり(違)いろいろと楽しんでいるうちに20年もたってしまった。
そう、手に入れてからはちょうど20年目。ヒール交換が数回とオールソール交換を2回やって、もう手放せなくなった。タイヘンにスマートな靴で、最近見かける足をデカく見せるタイプではなく、可能な限りスマートに小さく見せる系である。ベルルッティなんかとはまた違うスマートさがあって、当時のスーツ(爆死)なんかに合わせると簡単に融資してもらえそうな外観である(一部意味明瞭)。
画像の表面に開けられた飾り穴の間隔をご覧くださいな・・・通常よりも狭いでしょう。こうして狭くしてやると全体が引き締まって足が小さく見えるのです。・・・って今のトレンドに逆行してますけどね(爆死)。逆に広げてやれば、というとなんとも間延びした感じなってしまうから面白い。
全面に飾り穴が開いたこのタイプを2トーンで磨き上げてみますた(爆)。もっとびっかんびっかんに光らせてもよいのだが、これ以上カマすとエナメル状態(完全意味明瞭)となって、手が付けられなくなるので自粛してある(爆)。革の質感も残しながらそれでも究極のツヤ、このあたりは、んま年季ですな(爆)
エドワードグリーン様の2トーンローファーがいなくなって寂しくなったというわけである(爆)思い出してベルルッティのシューポリッシュを使ってみたのだが、これがよい!分厚く塗り重ねるのには絶好である。鏡、というよりはクリアー層を厚くした感じのねっとりした仕上がりがタマランチ会長。水分を補いながら塗り重ねるテクニック(というよりも忍耐)があれば一足あたり3日でこうなる(爆)。
あ~あ、今夜もお客様遅いのかな(ぼんやり)