黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

カブトエビ。しかし、夏期講習会のオリジナルテキスト、原稿の締め切りが迫る。

2018-06-15 16:51:14 | Weblog

今回の写真は「自然のアルバム」です。
郷里の水田で見つけたカブトエビ。
1枚目だけは、これはただのオタマジャクシです。形がよく似ているけど、まったく別のもの。お互いに「こいつ、俺に似ているじゃないか」と思っているかも。
樋口先生が選んだ県立中学受験クラス「県中エクスプレス」の課題図書
『ご近所のムシがおもしろい!』 岩波ジュニア新書・ 谷本雄治著
にも登場しています。
以下は説明。

この類は石炭紀から出現し、中でもカブトエビ属はジュラ紀からの化石も存在し、甲殻類の中でも古い形質を残したものと考えられている。
水田の雑草を食べるほか、水田において餌の捕食あるいは産卵のため、水底の泥をかき混ぜる事で水が濁り、濁りによって光が遮られ、雑草の発芽と生長が抑制される。その為「田の草取り虫」とも言われている。

身近なところにいるけど、実は「生きている化石」ですね。オミソレシマシタ。
緑色の個体は幼生だろう。それでも一生懸命に泳いでいます。成長した個体は水底にどっしりと構えている。
1匹、水田からつまみ上げて写真を撮りました。怒っているかもしれない。すぐに水田に戻しました。ごめんなさい。失礼しました。
農薬の使用が減って、色々な生物が復活している。しかし、水田にフナやナマズの稚魚がいないのは残念。これは用水路がコンクリート構造に変わってしまったからですね。

さてさて「青葉キャンペーン」がクライマックスへと進む。
そして!
荊木先生から電話。
「夏期講習会テキストの原稿締め切りが迫っていますが」と。
うわーっ。余裕の姿勢だったのに。
夏期講習会のテキストには、「#記述式」のページを大増量していますが、そのまま増やすとページ数が増えてしまう。「いくらなんでも、こんなにできますか!」という事態に。
そこで、既にあるオリジナル版から削減して、そこへ新しいものを加える予定。
原稿そのものは完成しています。本当です。

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