King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ノーカントリー

2008年10月20日 23時14分46秒 | 日々のこと
腰痛が治りません。
これは、バスケット練習会後のことなので
バスケットが原因だと思います。しかし、今まで
この程度の練習で腰痛になったことも無く、毎週
やっていることなので、なぜ腰痛になったか解り
ません。

試合のときに、左足首をごきっとやったのも
まだ痛いのですが、これは走り出すとそんな支障も
ないので、腰痛も走り出せば大丈夫だろうという
予測がありました。スキーで腰が痛くなったときも、
かえって2時間くらいゆっくり走ると痛かった筋肉が
ほぐれて走った後は治ることが多かったのです。

というわけで、腰痛のまま走り出しました。
すると、走り出したら腰痛がひびいて思わず止まりそうに
なりました。これはとても走りきれないぞと。
そんなもんで、スピードはかなり遅めにして、
1往復でやめて帰ろうという弱気が台頭します。

そのまま折り返し点に着て、タイムは20分をかろうじて
切るゆったりジョギングペースです。折り返して色々
痛いところはあるもののいつもの感覚に戻り、これなら
走れそうだという感じになりました。体力的には
1往復でやめると不完全燃焼になってしまい余計気分が
悪いので、そのままペースを上げていくことにしました。

腰や足が痛いのはそのままで、ぎしっという感じの
痛さが無いのでそのまま走ることにしました。

『血と暴力の国』を読み終わりました。
映画『ノーカントリー』ですっきりしないことがあり、読み
始めましたが、原作のほうはすごくすっきりしたもので、普通でした。
主人公も戦争により心に傷があり、それを埋めるべく日々悪を
退治してきたという自負があり、似たように戦争により生み出された
ゆがんだものと揺るぎの無いものを対比させそのぶつかり合いの
物語です。

しかし、その絶対的な悪は果たして戦争という大きな悪意の
せいなのでしょうか。小説上の戦争は第二次大戦とベトナム
戦争ですが、その後のアフガンや湾岸やイラクと数多くの
戦争をその後やっており、そのつど米社会にはその余波が
社会現象として現れています。今回は、世界金融不安と
イラクやアフガンでの戦争のせいでPTSDになる人々
が増加する現況では、兵士にならざるを得ない世の仕組み
とか考えさせられる国だという感じに思います。

本より、やはり映画の方が面白い作品です。本のほうは
世の中に遅れている感じを受けてしまいます。
コメント
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