King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

BE-PAL買うぞ

2008年10月16日 23時07分52秒 | 日々のこと
あの缶コーヒーのCMでおなじみのトミーリージョーンズが
はまり役の感じだった映画『ノーカントリー』ですが、
いまいち内容がぴんとこなかったのです。そして後日
本屋で原作本を見かけて買おう買おうと思っていたら、
なくなっていました。

このように本屋でオヤッと思ったら即買えがある講師の
口癖でした。本なんて中の情報からしたら安いもんだと。
その出会いを逃したらもう買えないと言うのが持論でした。
いまや新刊本が毎日山のように出版され雑誌の創刊廃刊が
激しい業界において、それは今でもあてはまるのか疑問
ではありますが、本屋で本買おうかなと思ったときに
いつも思い出す講師の顔と話です。

最近では、法律や流行などコロコロ移ろうので、本で
情報を強化という時代ではないような気もします。
でも、先日のアランの本を注文するときにその『ノーカントリー』
原作本も注文して読み始めました。それが、『血と暴力の国』です。

映画の中では、今まで殺し屋が牛殺しのショッカーを使って
次々に人を殺していくのに、モーテルに金を取りに行くときには
サイレンサー付きのショットガンを使うのがとても違和感を
起こさせました。それは映像で見ていると連続した時間軸が
急にずれたように感じたのです。

ターゲットを追跡中の殺し屋は、警察に逮捕されたり、
パトカーから一般車を奪ったり、その足でスタンドで主人を
殺すか生かすかコイントスさせたりとめちゃくちゃな
やりたい放題で、それなのにいつその銃は手に入れたのか
広いアメリカで金はそんな追跡装置で本当に見つかったのかと
真実味も無く、映画のシーンそのままに本も進みます。

実は、違和感のあったシーンより、後半よく解らなかった
シーンを確かめたかったことと、この作品の言わんとしている
ことがひどくかかわっていると感じたので、本は買ったのです。
訳がリズム悪く、単語も確かな用い方か疑問の訳もあり、あまり
読みやすいとはいえませんが、知りたいと思えば仕方ないこと
です。

同じように、仕方ないこととして、峰岸徹が死んでしまって
からというもの、やたらがんで死ぬ情報が気になります。
もちろん清志郎の今の情報が無いことに起因しますが、
なにやら本の付録に忌野清志郎のイラストが使われている
という情報がネットで伝わりました。アウトドア雑誌の
BE-PALです。これは本屋に行かなくては。
コメント
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