King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

大阪の夜は

2008年10月28日 23時58分57秒 | 日々のこと
以前から大阪城や食い倒れの人形やカニが
動いている看板とかとにかく大阪らしいところ
に行きたいという欲求はあったのです。
ただ、若い時はそんな俗っぽいところへ
行ってたまるかという意識があり、観光も
いかにも観光地というところは避けていたのです。

つまりは、変にいきがっていたわけですが、
しかし一度も人が一度は目にしているところへ
行っていないのは却ってまずいのではということに
段々なって来てしまいました。
それはやはり齢をとったということになるのか、
それとも何か求めるものがずれて来ているかと
謎は残るのですが、何か充たし定めに全てとにかく
行ったりやったりすることにしました。

それが昨夜の道頓堀探訪なのです。

大阪といえば、弩派手な大きな看板です。
昔はそんな興味も無かったので、あの大きなグリコの
看板に行き着くには、何駅で降りてどこへ行けば
いいのかさえ知りませんでした。現代では、それは
ネットで手軽に知り得てしまいます。

逆にいろいろな情報が多くて調べるのが面倒になって
来てしまいました。昔のように効率良く、情報の質が
高いものが多数得られたものが、一般の人が公開している
情報も質が落ちて、企業がやっているサイトは遅くて
見づらいものが増えて、とにかく知りたい情報を得るのは
時間ばかりかかるのです。そうなると、逆に観光情報誌を
みて、それに載っているところを回ったほうが楽です。

というわけで、何年ぶりでそんな情報誌を買ってみた
のですが、それがまた見づらくて大して情報的にもろくな
ものが載っていません。知人友人などから最近は、大阪は
治安が悪くなっているので気をつけるようにと言う忠告が
ありましたが、若い時に訪れた時には、かなり危ない人が
ぞろぞろといた印象の夜の街もそんなこともなく、ただ
学生服の生徒や中国や韓国の人たちが大勢歩いているのに
びっくりです。

それと大阪は、交通網がわかりづらく、違う線に行く電車が
同じホームから出るので、下手をすると乗り間違いが起きます。
関東方面から来た私がこれだけ不満に思うのですから、外国
から来た人には正に謎な鉄道網でしょう。と思うと電車は
かなりほとんど日本人ばかりです。道頓堀や日本橋などハングル
文字の入ったバスが停まっていたり、みんな団体行動のようです。

まあそれが邪魔なこと邪魔なこと。

それにうるさいし、円高で外国人旅行者が減ったとニュースで
言っていましたが、こと大阪に限り、修学旅行と韓国中国団体は
大きく街を席巻しています。それでも私は夜の大阪を気に入って
しまいました。
コメント
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