King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

走ると痛くない、足首とでかい月

2008年10月15日 23時57分25秒 | ジョギング
今週初めての走りとなりました。
足首はまだ痛いまま、これで走って大丈夫かと
いう感じですが、試合もひねった後ずっと続けて
走れたので、まあ大丈夫でしょう。

そういうことで、走り出したらやはり痛みは
感じず無事走れました。
最初の、復路で東の空に大きな月が出ていました。
概ね満月でした。

夜、NHKで蕪村の芸術を紹介する番組がありました。
同じ日本人ながら、紹介される俳画の文字が読めない
ことにショックを感じました。今流行の絵手紙なんか
この俳画のまねですね。ですが、筆文字は草書は誰も
使いません。

それは現代人は読めないから。

つい200年前の文字が読めないというのは情けないこと
です。それもそんな難しいことが書いてあるわけでない
書き散らしただけのものがです。蕪村の芸術が今語られる
のも、屏風に残された作品があるからです。それまで、
近所の趣味人の師匠に過ぎなかった老人が、芸術家と
なったのはその彼を支えた芸術愛好家が出資して作品を
残したからです。

そしてそれが、さらに素封家の気まぐれに留まり、さらなる
チャンスを得て屏風に残すまでになったのです。これが
少し時代を前後するとそんなことにならなかったでしょう。
つまり逆に見れば、厳しい時代には、もっとすばらしい素質
があったものの世にでることなくのに埋もれたままだったに
違いありません。

しかし、彼が現代のデジタル時代にいたら、どんな絵を
描き、どんな詩を読んだでしょう。今ならあまり省みられる
ことなく、時代に埋もれるのではないでしょうか。

そんな時代の次の姿として、クローズアップ現代では
プラウドの紹介がありましたが、それはそんなにもう進んで
いたのかというものでした。もはやMSの時代ではなくなるの
ではないでしょうか。

パソコンは端末としての、通信機能と携帯性が重視され、
ごてごてしたOSはもはや必要なくなるでしょう。ビスタの
次は発表されないのではないでしょうか。これも時代の流れ
ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする