第30話「全成の確率」
時連の蹴鞠上手&改名イベントからの
ギャグ展開で呪詛の人形が発見されてしまうとか、
残酷にもほどがあるよ……!
あっというまに家宅捜索されて、
暴行されたあげく、流罪になってしまう全成。
「来年の正月は一緒に過ごせる」
なんて、フラグにしか聞こえないセリフだよ。
インチキ坊主だった全成が最後の最後に能力を発揮して、
でも結局八田殿に殺されてしまうの、
うれしいやら悲しいやら。
全成と実衣ちゃん、最後まで仲良しの
ほっこり夫婦だった……涙。
しらばっくれず、自分が名乗り出ようとする時政パパ、
まだ人の心が残っていてよかった……。
重忠が実衣に「安心して」と言うのを遮って
言葉を発した小四郎、
全成が生きて帰れないとわかってたよね。
実衣ちゃんと政子が仲直りしてよかったけれども、
これは全成の犠牲あってのことなんだよな~。
ついに腹を決めた小四郎は、
二段構えの罠で能員を陥れにかかるが
(もうすっかり善児を使いこなしてる)、
頼家が倒れて、罠が機能せず。
いつのまにか、
「もうどっちかを族滅に追い込まなきゃおさまらん!」
というムードをすっかり作り上げてるの、
作りがうまいね。
【その他いろいろ】
・小四郎に署名運動を頼まれ、和田義盛が
「全成どののことよく知らないから、できるかな~」
っていうんだけど、確かに全成、戦にも出ず、
表に出てなかったから、御家人と接点薄いんだな。
・比奈ちゃんは北条と比企の衝突を回避しようと頑張るけど、
比企夫妻はもう口先でごまかすことすらしない。
道さんの顔が怖すぎ。
・最終兵器・仁田殿。ロボットみたいだった。
・八田殿、今日も胸元はだけすぎ。
・「評議に出てこないほうがおかしい!」って
怒る二階堂殿。
彼ら事務官僚で真面目に仕事してるから、
ほんとに御家人たちのこういうルーズなとこ、
腹立たしいんだろうな。
・息子の改名に、
「時連、わしも気に入ってなかった。三浦からもらったけど」
とあっけらかんという時政パパ。
そういえば、ドラマには登場してないけど、
三浦一族に佐原義連いたね。
子どもたちにもみんな「連」がついてる。
・比企殿、どんどん悪役になっていくよ~!
頼家は比企にべったりのイメージだったけど、
このドラマの頼家は能員のことも信用しておらず、
試し行動→比企のヘイトも集めてしまう。
今回の能員は、頼家のことも呼び捨てにするわ、
全成にも敬語を使わないわで、感じ悪かったわ~。
・鞠を見て、全成の首を思い出す頼家。
なんか、本当に、このドラマの頼家は
「若くて、痛々しい」んだよな。
安達景盛や頼時に暴君ムーブするときも、
彼らが「父親に庇われてる」ところを
妬ましく思っているのだというのがわかって、
かわいそうなの……。
・りくさん、髪型変わった??