吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

旅行 その2

2010年07月06日 06時36分53秒 | インポート

 開業初年度の夏休みに都内のやや遠いところに外出したところ携帯がなった。患者さんからである。「今日、行ったらシャッターが降りている。診療はしていないのか?」 私:「あっ申しわけありません。夏休みを頂いております」 患者さん:「聞いてない。薬出してくれ」 私:「・・あっ、わ、分かりました。今、出先におりますのですぐに戻りますが2時間くらいかかります。その頃いらして下さい」 患者さん「かかりつけなので、そうしてくれ!え?2時間?困るんだよなぁ~」 出先から急遽帰宅して処方箋をお渡しした。夏休みについては1ヶ月前から院内に張り出してある。ホームページにも出してある。でも一人ひとりには確実に伝えたわけではない。慢性疾患通院中の患者さんなので、休みを切り上げての帰宅もやむをえない。しかし、その後その患者さんは、ある日突然うちにはパタッと通院されなくなった。結局今は全くいらしていない。「かかりつけ」とは一体何であろうか?