最終的に裁判員として選ばれるのは5600人に1人だそうである。裁判員は裁判員リストへ登録された者の中から選ばれるが、このリストへの登録者数は明らかではない。もし裁判員の10倍と仮定すれば5万人となり、リストに登録される確率は0.2%となる。彼の言い分は「9人に一人(確率11%)の東京マラソンに落ちて、5万人に一人(確率0.2%)の裁判員になぜ当たるのか?」ということである。両方当たったり、両方落ちたりするのはまだわかる。また東京マラソンに当たって、裁判員に落ちるというのもわかる。しかしどう考えてもこの当たり方の確率はランダムに抽選していない、としかいいようがないというのだ。つまりなんかしらのバイアスがかけられて意図的な抽選が行われているというのだ。・・・う~ん、確かにそのようである。カイ二乗検定で統計処理をしなくても、どうも有意差はありそうである(笑)。