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朝日新聞と岡山県立大学の論旨によれば、国会の100%で「お酒で問題を起している議員がいる」だそうです。

2017-01-12 12:34:42 | 附属酒類経済研究所
                           
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どうかと思いますし、どうかと思う訳です。




こんな2017年1月5日付けの記事がasahi.comにありました。



「出社時に酒臭い社員」 3社に1社が回答 岡山・倉敷

3社に1社は「出社時に、酒臭い社員がいたことがある」――。岡山県立大の研究者が倉敷市内の企業を調査したところ、社員のアルコール問題が見え隠れしながら、企業は十分な対応がまだできていない実態が見えてきた。研究者は「県が今、策定を進めている対策推進計画が、より効果的なものになるための参考になれば」と話す。




グラフもあった↓



 県立大の井村圭壮(けいそう)教授(社会福祉学)が2016年1月から2月にかけ、倉敷市内にある企業のうち、約400社を無作為に抽出して質問紙を郵送。34%にあたる135社から有効な回答があった。
(中略)
 仕事上での問題を起こした社員が「いる」と答えたのは全体の23%だった。また「出社時に酒の臭いがする社員がいたことがある」と答えたのは36%。業種による差が大きく、運輸業では63%、サービス業でも46%にのぼった。
(以下略)



どうかと思いますよ。


 調査した井村教授は「酒で仕事上の問題を起こす社員がいる企業が2割超とは予想以上だった。ストレス社会の反映だろう。一方で、小規模企業では、社員の飲酒問題について気にかける余裕がないことも推察される。行政的な対策が必要だ」と話す。



ただ、この結果、そのまま受け止めるわけのは難しいですね。


例えば、「酒で仕事上での問題を起こした社員がいたことがある」という質問一つとっても、従業員が5人の会社と、100人の会社で発生確率は違うでしょうし、創業からの年数でも違うでしょう。

例えば、参議院と衆議院に同じ質問「酒で仕事上での問題を起こした国会議員はいました?」と聞いたら、100%が「いたことがある」となるはずです。


また、「出社時に酒臭い社員がいたことがある」も、回答者がどこまで全社のことを理解しているかも疑問です。
(今はさておき、昔の営業さんとかは飲むのが仕事、というのもありました、ね)

GDP統計などの経済統計の精度が云々とか報道している割に、こんな適当な調査結果の出し方をするなんて、朝日新聞さんも理解に苦しみます
(ごめんなさい、でも本当です)。

検証なしに発表する大学のセンセイも、無批判につまみ食いする新聞も、、、、、、、、


どうかと思う訳ですよ。



とは言え、お酒については人のことは言えないし、他の業種以上に厳しくあるべきだし。。。。



はい、おとなしくします。



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