きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

焼肉はミディアムで

2004-12-03 | ぶきっちょさんの家事一般
会社から帰る。炊飯器にご飯はたくさある。
今日は焼肉にしよう~

と言っても、我が家はただの豚コマ切れでも、焼肉のたれを掛けて食べれば、それはもう立派な
焼肉と呼ぶのだ。
それでは、スーパーへ。

スーパーに行くと今日はグラム150円の牛のもも焼肉用の肉が売られていた。「安いしラッキー」今日はこれにする。

ここで、私は肉も満足に焼けない母であることを告白しなくてはなりません。
私は20年前に、自分で牛肉を焼いて「ま、牛だからレアでいいだろう」とサササッと焼いて、まだ中がまっかっかなのに、食べてすごくお腹を壊した事があったのだ。それ以来、自分で焼いた肉は信用できず、中までとにかくしっかり火が通ってないと食べられないのである。
(しかし、スーパーの牛タタキや他人が焼いたレア肉は食べられる)

したがって、私の焼いた肉はいつも肉汁も全て外に出きったパサパサの硬い肉なのだ。(かえってこま切れの焼肉タレ乗せの方がウマイ)

kekeさんも台所にフラフラ現れたが、私が買ってきた肉を見ると、
「また今日も硬くなりそうな肉だね」
と一言残し、去っていってしまった。
ガガ~ン。
(今日こそは、短時間で仕上げ、柔らかい肉にしなくては)と心に誓う。

フライパンを火で熱する。
(ここでも余談になるが、私はつい最近までテフロンのフライパンは、空焚きはいけませんと注意書きにあったので、何も入れないでは一秒たりとも火にかけてはいけないものだと思っていた。それも肉汁が全て出きってしまった要因だと思われる。)

ジュー。サッ。(肉を返す音)
ジュー。サッ。(肉を皿に移す音)

今日こそは柔らかそうだ。「できたよ~」とテーブルに置く。
顔を洗ってビールを用意していると、kekeさんはもう食べていた。
「どれどれ」お~今日は柔らかく焼けた~

・・・しかし、よく見ると、肉の中がまだ赤い。
これは大丈夫だろうか。
こんな折に明日はkekeさんの期末テストである。
明日お腹が痛くなって学校に行けなくなったらどうしよう。。
それよりも、テスト中に急にもよおしてしまったら。。。
それで、成績も零点になって・・内申も零点で・・・
それで、受験も失敗して・・学校が嫌になって・・・

「kekeさんはなるべく薄い肉を選んで食べなさい。」
「え~~~(◎_◎) どうして??」
「あまり赤過ぎる肉はお腹を壊すと心配だからです」
「え~~~(☆o☆)今更遅いよ~もう食べちゃったよ、明日テストだよ」
「明日テストだから肉を選んだ方がいいよ・・(ーー;)」
     ↑
果たして親からこう言われた時の子の心境とはいかなるものだろうか。。

しかし、私達はせっかくの焼肉だったので、ここで箸を止める事もできずに、まだ食べ続けたのだった。

そして、次の日が訪れ、気がかりだった期末テストも、どうやら二人のお腹は平気だったようである。
これからも焼肉はミディアムで堪能しよう~。