きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

養育費が入った日

2004-12-08 | 母子家庭だから思うこと
やっと養育費が入ってよかった。
何度か電話していて、ドキドキしていたけれど、今月は信じてよかった。やっぱりうれしい。

入る度に感謝の念は思う反面、養育費を払い続けることが「立派」だとか「偉い」とは思っていない。親として当然の務めだと思う。

養育費を払い続ける事が立派な事なら、一人で子供を育て上げることだって、大変な事のハズ。「目の前に居る子供」だから、「会えない子供」だからと言う違いは、よそ様の人が感じる事であって、子供からすれば、全く同じように親の愛と金銭的援助を受ける権利があると思う。「会えない子供なのに月々幾ら払っているお父さんは大変ネ」は他人から見たセンチメンタルだ。

会えないお父さんは、そのような選択を選んだのだから。
子供に会えない代わりに、自由になるし、何も心配せずに再婚できる希望もある。

私は子供と一緒に暮らす事と引き換えに、再婚や女としての幸せとやらは捨てた。本当に真剣にその気になれば、出会いを求めたり、見合いをする事も当初なら可能だったように思う。でも、そちらの方面は捨てた。子供がその事で今以上にリラックスできるとは思えなかったし、そんな自分の気持を打ち破るような強い縁も無かったと言える。

でも、後悔はしてないし、これからもしない。
本当に自分の幸せが『再婚』だと思ったら、子供をどんなに我慢させても、相手を求めて何とか探しぬいたと思う。再婚する事よりも、恋愛する事よりも、今のように子供と暮らすことが自分の幸せだと思ってこの道を選んだ。例えそのうちどんなに寂しくなっても、絶対に後悔しない。

子供のために犠牲になった訳ではない。
後で、子供が『もっとお母さんに見ていてほしかったのに』と言われるのが、自分にとっては何よりも辛いと思ったからだ。(自分の母が祖母に募らせたそういう姿を見てきたから、後から戻ってやり直す事はできない事だから)
再婚する事で幸せになる人もたくさん居る。ゆくゆくは子供にとってもお母さんが再婚している事は、遠慮なく巣立って行ける事になるだろう。

子供のために再婚もしないで1人で育てる事は、自分で選んだこと。
養育費を払い続けるお父さんも、別れて養育費を払う方法を選んだのだ。
再婚して子供と新しい家族を作る人も、その道を選ぶんだ。
みんな、同じ。子供の事を考えて、今している事ならみんな同じ。

自分の好きな子供の事をどこかで誰かが同じように愛している。
この冬の夜空の下で。同じようにkekeさんの事を思い出している人がいる。
やっぱり、それはうれしい。
例え憎しみあっていたとしても。

今日は贅沢にモスバーガーを買いにでかけた。
kekeさんの食べるのは、しょうが焼きライスバーガーとチーズバーガーとカツバーガー。私はモスバーガー(辛い方)とハンバーガー。

ほんと、おいしい。今日もしあわせ。