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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

世間ズレ

2004-12-24 | その前の会社

給料日の朝。銀行から「当座の残金が10万ほど足りなくて振り込みできません。」との電話。うちの会社担当の窓口の人からであった。

今日は給料と現金引き出しを依頼していた。担当者が先に現金を引き出してしまったため、給料が振り込めなくなってしまったのだ。いずれにせよ、私のチョンボだ。残高をちゃんと確認するのを怠っていた。毎月この時期は残高確認を毎日しながら、遅れている業者さんへの支払いと給料の振込みをしているのだが、今月は資金が潤っているので、すっかり当座の残高を油断してしまった。今月は年末調整もあって、給料もいつもより多かったのもすっかり忘れていた。

この連絡受けた時に上司BRさんがいたので、ハンコを押してもらってサッサと銀行に行けば良いだけの話だったのだが、そのお金が足りませんの連絡をしてきた担当者の言い方が、「私も忙しいし、オタクが悪いんだから今日中に振り込めなくてもしょうがないですね」くらいの言い方だったので、逆切れしてしまう。
(私もこの1年でかなりお局化したもんだ)

言ってから
シマッタ!と思ったものの、もう出た言葉は引っ込みがつかない。思えば3~4年前、よく上司BRさんが銀行の担当に対して理不尽な怒り方をしていて、「いいんだよ、俺たちは高い利息払って奴らを食わせているなんだから(俺達だって客には頭を下げてお金をもらっているんだから)」と言う言い方をしていた。
(私はあぁは決してなるまい・・・)と思っていたのだが、最近自分が怖くなる。あぁなるまい、と思っていても、傍にいるとだんだん似てくるのだろうか。。。

でも、やっぱりモノは言いようだ。
たまたまうちの担当の人がそうなだけかもしれないけれど、振込料が値上りする、両替するだけで小銭が何十枚以上になると手数料か掛かる、何々の手数料がこの度値上りしました、どんどんお客が負担を強いられるような取り決めに一方的に変えて行って、「そういう取り決めだからしょうがないでしょ」と言うニュアンスをたびたび感じているから、ある日プチッと切れてしまったのだ。。。

言っちゃなんだけど、どうせ破綻しそうになっても税金で救ってもらえるだろう人達に『お客さん』と言う概念は無いのかもしれない・・・心の何処かでそんな風に思っているから、いざ何かの時に言葉で出てしまうのだ。

NHKの事、大阪で1人1着3万円のスーツが税金で制服として支給されていたとか、税金を何十億もタクシー代で何処かの組織が使っていたとか税金で旅行してたとか、税金がどこどこでこう使われていました、と言う話を聞く度に、何だかムカツク。
そういう放漫経営をしてて潰れていつか自業自得になるのなら(例えばうちの会社が放漫な経営をしたらやがては倒産して誰もその時救ってはくれないのサ)ともかく、どんな放漫な事をしても、決してアノ人達は潰れる事が無い組織だと言う意識があるからだろう。

みんなが誰もが豊かだったら、そう言う放漫な事実があっても、もっと寛大だったのだ。こんな苦しい世の中で、勝手に税金を値上げして、社会保険料を値上げして、お金が無いから税金上ってもしょうがないのですと言いながら、そういう遣い方を今でもできていると言う所の感覚が
世間ズレしているのだ。本当に運営が悪くてお金の入りが悪いのならボーナスなんて払えないはず。(中小企業はそうなの)

これ以上言ってもしょうがないから、これまで。

年末調整も最後の給料と同時にしたのだが、まだ若干一名だけ生命保険の証明書をはじめ必要書類を出していないため、できなかった。上司BRさんである。今月年末調整ができなかったので、BRさんだけは年明けて来月の給料で年末調整をする事にして、その旨報告した。

「あぁ、しょうがないよね、なるべく早く出すからごめんね。」と言ってくれて、今日、生命保険の証明書を「これで」と言って持ってきてくれた。
さてさて、と思って、しばらくしてからそのBRさんの証明書をのりづけの部分を開いてみると、
「口座にお金が無いのでこの用紙で振り込んでください」と言う催促状ではないか!!びっくり!しかも二通とも!!◎◎

と言うわけで、皆さん、生命保険の控除証明書も、一度ちゃんと開封してから総務に提出しましょう~!