きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ウワサのKYビル

2008-12-18 | 今の会社
これから引渡しの現場が幾つもある。

nanuさんの所もいよいよ竣工だ。
引渡しの書類を手伝う事になった。
写真も撮りたいんですけどいいですか?と訊いたら、あさってならいいよと言う。

工事部長の書類も手伝っている。
私が手伝ったと言っても大した戦力にはならないのだが、そう言う忙しさが輪の中に入っているみたいで、うれしかった。

今日はそんなこんなで、ついでに乳がん検診にも行ったりして、5時を回っても帰れず、5時半になった頃、nanuさんから電話が掛かってきた。

「もう帰る頃?」
「いいえ、まだです。」
「それじゃいいや。」
「あと30分くらいで帰るつもりですよ?」
「現場の鍵が必要になったから、丁度帰るのならついでに寄って貰おうかと思ってたんだ。」
「そうですか。。。」

そして1時間弱書類を作ってそろそろ帰ろうとしている時に、またnanuさんから電話がきた。

「今、帰るとこ?」
「そうですよ。」

nanuさんは鍵を持ってきてくれ、と言うので持って行く事にした。
「ボーリング場の道をまっすぐ行けば分かりますよね?」
「そうそう」

しかし、夜は暗い。
ボーリング場じたい遠回りで、それからまっすぐ行っても、そのような工事中の建物は見当たらなかった。

目の前に宅配のトラックが止まっていたので、そこのお兄さんに住所を尋ねてみた。
それはもっと戻るはずだと言う。

nanuさんに携帯から電話してみた。

「今、ローソンの前だけどどこですか?」
「ローソン?!それはどこの?」
「S屋を通り過ぎてさらにまっすぐ行ったローソンです。」
「S屋を通り過ぎないで、一つ向こうの信号の所だよ。」
「ここから行って一つ向こうですか?」
「そうそう。」

そして、携帯をガチャンと切って、S屋に向かって自転車をこぐ。
さらに一つ向こうの信号までこいで「どこだどこだ?」と見渡すと「sakeさん~こっち」と暗闇で手を振るnanuさんの姿が見えた。

そして、「ありがとう」と一言礼を言うと、職人さんと中に入ってしまった。
今はまだそれどころじゃない。引渡し前のドタバタが続いているのだろう。。。。

だから写真はあさってまで撮れないのだ。
そう言う悠長な事を言ってられないのだ。

「ここがウワサのKYビルかぁ。。。」
あさって、中に入れるのが楽しみだな。(^o^)

予定外に電気を使ってしまったので、明日の朝は電動チャリの電気がほとんど残ってない。
明日の朝は工事部長の現場の写真を撮ることになっているのだ。
上手く撮れるかどうか、イマイチ自信がないけれども。。。

今ではそんな事も楽しいよ。
けっこう、楽しいかも。

更衣室にゴキブリが出る その続き

2008-12-18 | 今の会社
あれから私は更衣室のゴキブリが頭から離れる事はなかった。たびたびドアを開けて電気をパチとつけて、見回したが、あれからゴキの姿は見えなかった。

いよいよ帰る時間である。
更衣室を開けて、コート、セーター、Gパンなど、これから着替える服を一つ一つパタパタ強くはたいていった。恐る恐るポケットの中も探った。ゴキは大丈夫そうである。
サササと着替えて、制服をハンガーに掛ける。
ふぅ・・・一件落着。

しかしやはり私はあの消えたゴキの存在が気になった。
だって、この部屋にはスキマも穴もない。このどこかにあのゴキがいるはずである。
幸い、今事務所に秀クンがいる。彼ならゴキを取ってくれるかもしれない。。。

私はそぉ~っと更衣室に保管してある伝票類の箱をズラしてみた。ギヌロと奥を覗くが、何もない。

ふぅ・・・・。
今度は奥のトイレットペーパーをずらしてみる。
すると案の定、例のゴキがひそんでいた。
「ギャァ~~~~!!」

秀クンは?!と思って見ると、彼はただいま電話中だった。
すると、Aさんが「掃除機で吸い取っちゃえよ」と言う。
「そうですね、ではさっそく・・」と言って、意を決してトイレットペーパーの奥を覗くと、ゴキは仰向けにひっくり返ってビクともしない。
(この間、工事部長は我関せずと言う空気のようになっていた)

「おぉ!弱ってる!!こりゃ洗剤で一発だ」と私は台所洗剤を持ってきて、上からたらす・・・・と、急にゴキが我に帰り、正規の姿にひっくり返ってまたしても天井方面に動き出した。

ギャァ~~~←二度目の叫び

Aさんは「だから掃除機で吸い取れってば」と言うので、ウイィ~ンと掃除機でどうにか吸い取る。

「どうしてうちの会社の男の人達はゴキがダメなんですか?」
「ゴキブリに男も女もないよ。」
「kekeと同じコト言うんですね。」

叫び声を聞いて秀クンがどうした?と来たので、でかいゴキブリを掃除機でやっと吸い取ったという話をした。

「どうして秀クンはゴキブリを取れるの?」
「いつもやらされているうちに慣れたんだよ。」
「なるほど。」


基本的に男も虫はきらいだったのだ。
kekeだけではなかった。

私は過去にうちの会社の男どもが虫と戦ったシーンを思い出した。
工事部長がクモを取ったとき。

Aさんとnanuさんがハエを追いかけたとき。

そう言えば実家でも、ゴキブリを取るのはいつも母で、父が取った事は一度もなかった。
今思えば苦手だったが、それを認めなかったのだろう。

私もこれからは虫に強くなろう。