きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

情けない

2010-10-20 | 息子keke
ノドが痛い。kekeの風邪がうつったようだ。

kekeは今日も咳をしている。
一度起きてきたが、また横になってしまい、今日は学校に行くのを止めた。

調子が悪いから休んでいるのか、行きたくないから咳が出るのか良く分からない。
熱は平熱だ。
気合いの問題だと私は言うが、そう言うとまた「親は何も分かってない」とか「どうして行かなければいけないのか」と言い出し、1人でも生きていけるようにしなければいけないんだ、と言うと「死ぬからいい」と言う。

親は何も分かってないと言うが、何も分かってないのはどちらだろう。


私も両親から怒られる度に、心の中でブツブツ似たようなことを言ってた記憶もあるが、それでも仕方なく学校に行き、仕方なく職場に行き、仕方なく生きてきたのである。根本的にそこを「なんで?」と言われても、答えようがない。

そう思いながら、私にはあの頃「専業主婦」と言う抜け道があり、このまま永遠に普通に仕事に行かねばならないと、それしか道が無いと分かってしまったら、それは結構辛い事だったかもしれない。
例えば、今だって。

しかしムカつくのは、それを「ウツ」だとか、「母子家庭」「ビンボウ」のせいにすることである。こんななら産んでくれて迷惑だったと悪態をつく。
進路も「親や学校にレールに乗せられてしまった」と言う。(いいや、誰も無理やりこうしろなんて言いやしない。)
「それなら今からやり直せ。私も3ヶ月で宅建に受かったんだから、お前もこの冬受験しろ」と言ってみたが、するわけがない。

そもそも、普通にゲームができてコンビニに買い物に行ける者のどこがウツなのか。
周りが自分程勉強ができなくて、先生や友達がチヤホヤしてくれれば行けるのか。

だとしたら、社会人になって間もなく行けなくなるだろう。
それ以上生きていけない精神力しか育たなかったのだ。

もうあの子もハタチである。
死ぬなら、しょうがない。
自分で人生をそうしたいのだそうだから。


後で世間様から笑われ責められ、あざけられるのは私だが、それも甘んじて受けようと思う。
自分で育てた子供の事だし、よそ様に迷惑をかける訳ではないからな。