きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

だしへの目覚め

2014-12-07 | ぶきっちょさんの家事一般
最近料理もツウぶっているので、味噌も「ダシ入り」ではなく、ノーマルな味噌を購入したのである。

しかしそれからまったく、味噌汁の味が決まらない。
昆布とお茶パックに入れたかつおぶしの出汁を取っているが、おいしいと思えない。
味見をすると薄いので、もっと味噌を入れているとやたら濃くなるだけ。翌日残ったものなんて飲めたものではない。

(もうダシ入り味噌の味に慣れすぎてしまって、おいしく感じられないのだろう・・・)と諦め、スーパーで安い赤だしの「だし入り味噌」を買ってきてそれを混ぜながら、ごまかしごまかし作っていた。

そして先日、「やっぱり自分でダシをとると味が違いますよ」と書かれている本を読んで、思い切ってダシをもっとよく取ってみることにした。昆布もカツオブシも倍量以上使い、乾燥シイタケも入れてみた。

そして味噌汁にすべく、味噌を足すことにした。いつものようにその後で赤だしを入れるつもりで少なめに味噌を入れただけだったが・・・・味を見ると「うまい」。

驚いた。
味噌の量もいつもより少ないのに、何故かおいしいのである。

これが私のダシの目覚めであった。
今まで、昆布やかつおぶしをケチりすぎたのだ。。

しかし、昆布もかつおぶしも、それなりに使うと金が掛かる。かつおぶしも1パック350円としても、15回程度だろうし、昆布はもっと高い。干ししいたけなんて500円ぐらいで12~13個しか入っていない。それだけで捨てるのはもったいないので、ダシに使った後も、もう一度煮出す事にした。(これを世間では二番だしと呼ぶのであろうか。まだ勉強不足で使い方が良くわからない。)

そして、昨日は煮干も買ってみた。そして昆布・かつおぶし・煮干でのトリオ。
煮干を入れすぎたのか、やたら強力である。それももったいないので2回取ったものだから、早く使わないとカビてしまう。(何度も経験済み)

そして半額でぶりも買ってあった。
ぶり大根を出し汁で作ったことはなかった。ぶり自体からダシが出るものだと思っていたからだ。でも、カビたら元も子もないので、ぶり大根を豪華絢爛な出し汁で煮る。

自分は甘めに煮るのが好きなので、出し汁に砂糖・みりん・酒。最後にうす口しょうゆを足していくのだが、醤油はそんなに入れなくても充分に味が出ている。(ツウぶって生姜、少しだけユズの皮も入れてみた。)

色はうすいけれど、味はちゃんとついていた。^^;

自慢ではないが、こんなにぶり大根がおいしいものだとは知らなかった。
つゆまで飲み干し、今日もまた作りたいほどである。

ダシを取ると醤油も減らせるようである。