秀クンが「何も楽しいことがない」と言う。
頑張っても給料は上がらないしボーナスもない。何にも楽しいことなんてない!と言う意味だと思う。
私は机に貼ってある「うれしい」と「ありがとう」のカードを見ながら、「でも夏休み家族でお出かけするでしょう?」と言うと、秀クンは「お金がないからどこにも行かない」等と言う。(彼の名誉のために付け加えると、嫁の実家に帰るくらいのことはするだろう、旅行に行かないという事だと思う。)そして「毎月3万円足りない」等と言う。
私はまた「うれしい」「ありがとう」のカードを見ながら、でもお子さんと一緒にTV見る時間もあるでしょう?と言うと、秀クンは「うちは30分しかテレビは見ないからね。」と言う。「あとは食べてお風呂に入っておわり」と言う。
でもご飯の後に本を読んだりするでしょう?というと「まあね」と言うので、「今どきのお子さんはどんな本を読んでいるんですか?」と言うと、「あれだよ、毎月届くしまじろうの本」と言い、お風呂にもひらがな、数字、アルファベットの表が貼ってあって、それで「りんごのりはどれ?」と言う会話をしながら入っているそうだ。
「そうなんですか・・」と少しビビりながら、「どこか有名私立のお受験でもするんですか?」と言うと、「お金が無いのに私立に行かせる訳ないでしょ、習い事をするかしないかで悩んでるぐらいだよ。」と言う。
でももう100まで言えるようになったんだ、と言うので、「今、何歳ですか?」と言うと4歳だそうである。
kekeは4歳の頃、数字は幾つまで数えただろう。ひらがなはどこまで読めただろう?
私は自分自身が、教育ババ(祖母)の手によって小さい頃勉強ばかりしていて、その分常識が抜けている所があって要領もやたら悪く、幼稚園でもいつもいじめられていたので、息子にはこういう人間になってほしくないと思い、勉強のベの字もさせなかった。
4歳の頃と言ったら、その当時「忍者戦隊カクレンジャー」というTV番組が子供達に人気があって、そのビデオ見させたり、バーチャファイター2というゲームばかりやらせていた。そして「kekeちゃんうまいねぇ」等と言っていたので、kekeも調子づいてホイホイ格闘ゲームをやっていた。それから私はウルトラマンAが好きだったので、ウルトラ兄弟の指人形を集めて、その名前を憶えさせたりしていた。
そしてまたそれをkekeがホイホイ喜んでいた。
あの頃、他の同学年の子供たちはしまじろうの本を繰り返し読んでもらっていたのかもしれない。そして科学やら数字やらアルファベットやらのトリコになっていたのかもしれない。
kekeは言った。
「どうしてもっとちゃんと勉強に興味を持たせなかったのか。」
「だって、kekeが何とかレンジャーや、ウルトラマンが好きだったんだもの。」
するとkekeは言った。
「あの年で自分で選べるわけないでしょ!そういうものに興味を持たせて与えるのが親の役目なのでは。」
・・・・はァ。。。(+_+)
今から戻れるならあの頃に戻りたい。
あの頃に戻って、kekeを天才に育てたい。(んな訳ないか)
でも親バカかもしれないが、少なくても私よりは常識的でマトモに育ったような気がする。
・・・いやァやっぱりそれは親バカなのかなぁ。
私はまた机に貼ってある「うれしい」「ありがとう」を見る。
それも大事だけど、もっと早くこれを教えたかったかも。。。
頑張っても給料は上がらないしボーナスもない。何にも楽しいことなんてない!と言う意味だと思う。
私は机に貼ってある「うれしい」と「ありがとう」のカードを見ながら、「でも夏休み家族でお出かけするでしょう?」と言うと、秀クンは「お金がないからどこにも行かない」等と言う。(彼の名誉のために付け加えると、嫁の実家に帰るくらいのことはするだろう、旅行に行かないという事だと思う。)そして「毎月3万円足りない」等と言う。
私はまた「うれしい」「ありがとう」のカードを見ながら、でもお子さんと一緒にTV見る時間もあるでしょう?と言うと、秀クンは「うちは30分しかテレビは見ないからね。」と言う。「あとは食べてお風呂に入っておわり」と言う。
でもご飯の後に本を読んだりするでしょう?というと「まあね」と言うので、「今どきのお子さんはどんな本を読んでいるんですか?」と言うと、「あれだよ、毎月届くしまじろうの本」と言い、お風呂にもひらがな、数字、アルファベットの表が貼ってあって、それで「りんごのりはどれ?」と言う会話をしながら入っているそうだ。
「そうなんですか・・」と少しビビりながら、「どこか有名私立のお受験でもするんですか?」と言うと、「お金が無いのに私立に行かせる訳ないでしょ、習い事をするかしないかで悩んでるぐらいだよ。」と言う。
でももう100まで言えるようになったんだ、と言うので、「今、何歳ですか?」と言うと4歳だそうである。
kekeは4歳の頃、数字は幾つまで数えただろう。ひらがなはどこまで読めただろう?
私は自分自身が、教育ババ(祖母)の手によって小さい頃勉強ばかりしていて、その分常識が抜けている所があって要領もやたら悪く、幼稚園でもいつもいじめられていたので、息子にはこういう人間になってほしくないと思い、勉強のベの字もさせなかった。
4歳の頃と言ったら、その当時「忍者戦隊カクレンジャー」というTV番組が子供達に人気があって、そのビデオ見させたり、バーチャファイター2というゲームばかりやらせていた。そして「kekeちゃんうまいねぇ」等と言っていたので、kekeも調子づいてホイホイ格闘ゲームをやっていた。それから私はウルトラマンAが好きだったので、ウルトラ兄弟の指人形を集めて、その名前を憶えさせたりしていた。
そしてまたそれをkekeがホイホイ喜んでいた。
あの頃、他の同学年の子供たちはしまじろうの本を繰り返し読んでもらっていたのかもしれない。そして科学やら数字やらアルファベットやらのトリコになっていたのかもしれない。
kekeは言った。
「どうしてもっとちゃんと勉強に興味を持たせなかったのか。」
「だって、kekeが何とかレンジャーや、ウルトラマンが好きだったんだもの。」
するとkekeは言った。
「あの年で自分で選べるわけないでしょ!そういうものに興味を持たせて与えるのが親の役目なのでは。」
・・・・はァ。。。(+_+)
今から戻れるならあの頃に戻りたい。
あの頃に戻って、kekeを天才に育てたい。(んな訳ないか)
でも親バカかもしれないが、少なくても私よりは常識的でマトモに育ったような気がする。
・・・いやァやっぱりそれは親バカなのかなぁ。
私はまた机に貼ってある「うれしい」「ありがとう」を見る。
それも大事だけど、もっと早くこれを教えたかったかも。。。