津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

モッタイナイ

2006-03-23 23:32:25 | 徒然
 ノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイ女史によって「モッタイナイ運動」が展開されている。一方電気用品安全法(PSE)なる悪法が、袋叩きに合っている。「物は大切に使うんだよ」と教育され、又子供達にもそう教えてきたのに、お国はなんと馬鹿げたことをやっているのか・・・・。かって尺貫法を廃止しようとする動きがあった。昭和40年代だったろうか。作家永六輔氏が猛烈な反対運動を展開し、鯨尺の物差しを作って配ったりしていた。「貴方が逮捕されたら、差し入れに行くから頑張って」と激励が殺到したらしい。いまだに建物は○○坪が通りがいいし、建材の寸法等も3*6(さぶろく)とか4*8(しはち)とか尺貫法が生きている。日本文化の根幹を否定するような悪法は、何とか阻止された。今又「物は大切に」という言葉を、阿呆役人どもは死語にしようともくろんでいる。マータイ女史に笑われるぞ。
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「鵜の真似」にみる 6 (堀平太左衛門)

2006-03-23 14:00:15 | 歴史
 肥後の堀平太左衛門は小身より莫大の立身して御家老になり賢人とも云れし人の由 肥後侯御借金段々重りて御銀主え御返付も無之由にて 迷惑の余り本願寺より使僧にて 右金子は元本願寺の金子にて御返付下さらず候にて迷惑千万に付 何卒御返し下されとの趣なり 堀氏返答申けるは 御尤至極左様とは存ぜず 是迄納めず之段本意に背き候間近々返金仕る可き候 且越中守領中随分余宗にて相済み 一向宗入用無理に候間 領中の一向宗悉く御本山え御返し申候間 是又御請取下べしと相返ければ 本願寺以の外案に相違して平身頭にて右金子の事は鳴入になり 結局一両もとれぬ大損に成り候由 思ひ切たる取計と近国にても取沙汰しけるとなり
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