津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

客屋局

2006-10-17 23:53:39 | 歴史
 我が家の先祖附に、佐々助三郎・丸山雲平の名前があった事は前に書いた。その接待役を仰せつかったのは、二代目の太左衛門である。この二代目は巡見使が肥後に入った時も、行き帰りの接待や対応その他で苦労をしている。細川藩においては客屋局という部署がある。當用局つまり当番奉行の府であるが、ここが客屋局を兼ねたらしい。この客屋局が巡見使の通行や、諸方の来賓、使節の來往に対応していたらしい。その他吉凶禮の儀式、都て他郷に係りたること、及使僧飛脚の類、君公東都参勤朝聘の事を掌る、とある。ご奉公四十二年、江戸への参勤は十五回に及び、定御供三十年というから国許での生活は僅かである。単身赴任でご苦労さんでした・・・・・
コメント (2)
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