津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

コピー

2008-03-06 22:35:30 | 徒然
 図書館に出かけた。三階の閲覧室には二台のコピー機がある。お若いお嬢さんが一台を占領して盛んにコピーしておられる。私は隣で今日は十数枚をコピー、お金を払おうと思ったら「480枚ですか」と尋ねられた。お隣のお嬢さんが支払いを終えられて、カウンターが戻っていなかった。どうも地元の方ではなかったようで、470枚ほどのコピーをされて帰られたらしい。郷土史関係の物だったように見受けられた。

 実は私も3日がかりで、わが家で570枚ほどコピーをとった。入手が難しい本で、どうしても資料として手元におきたくてチャレンジした。紙代と1枚4円のカウンター料金で3,000位で済んだから安いものだが・・・疲れた・・・

 お若いとはいえ、一度に470枚ほどのコピー、ご苦労様。

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お万様はお金持ち

2008-03-06 21:53:30 | 歴史
 先に忠利が妹・万(烏丸光賢室)に借金の申し入れをした話しを書いた。今日は親父殿の借金である。忠興の死去に当たっては家臣が八代を離れ、肥後を離国する動きがあり、藩庁は随分気を遣っている。「松江城秘録」や「丹羽亀之丞言上之覚」等の文書がその緊迫感を伝えている。

 さて、忠興は愛娘・万に三千両の借金をしていたという。忠興見舞いのために、「上野」という万付きの女房が八代にきていたが、忠興は亡くなってしまう。さて借金の回収だが「此金子御返済不被成とて御道具成とも被下候様に与北の丸殿(おさん)へ申由ニ御座候」と「丹羽亀之丞言上之覚」に記されている。その「御道具」だが、「定家」の歌集で有ったようだ。お方様とあるから迦羅奢夫人のもので有ったのだろうか「日本ニ二冊共無御座哥出之由申候代ハ何千枚共限無御座候・・・」と亀之丞は記しているが、詳細は「追て致言上」としている。万様の忠利への貸し金は回収出来たろうが、親父様への三千両がどうなったのか「追て言上」の報告が見えないのでハッキリしない。
息・刑部少の扶持を使い込んだり、万様には多額の借金をしたり困った爺様ではある。
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