最近コピーがやたらと増えて、ブルーファイルに綴じたりしてきたが、パンチングで大事な文字が消えたりしてどうも面白くない。そこで和綴じ製本をしてみようとチャレンジしている。ポリカーボネートの薄板で、所定の位置に穴をあけた型板を作った。これを製本する数十枚の紙にクリップで止めて、目打ちで穴を開ける。紙がずれないようにしなければならないが、これが一番気を遣うところだ。別途、縦横僅かに大きい表紙を作って、是も同様に穴をあける。重ね合わせて糸を通すのだが、これが中々骨である。糸の両端を針に通し、靴屋さんが靴底を縫い付けるような感じで、上から交互に、順次縦、横、縦、横と針を通して綴じこんでゆく。糸の強さが必要だし、糸の長さも問題である。糸が切れたり、寸足らずだったりと何度か失敗してしまった。少しくらいの歪みなどは、自分の品物だから諦めることが寛容。そしてちょっとお洒落な紙に「題字」を書いて貼り付けると、一丁上がり・・・。
(後で気が付いて、京都の専門店のHPをのぞいたら、糸の長さは綴じる辺の長さの4倍とあった・・まさしく正解である・・何度失敗したことか・・)
(後で気が付いて、京都の専門店のHPをのぞいたら、糸の長さは綴じる辺の長さの4倍とあった・・まさしく正解である・・何度失敗したことか・・)