津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

萬延二年三月朔日・・?

2008-04-21 12:34:58 | 歴史
 あるお宅から「御書出」数通をお送りいただいた。一通の御書出に上記の日付が書かれてある。
ムム・・おかしい・・・。万延二年は二月十九日文久と改元されているはずだ。「三月朔日」という日は存在しない。ひょっとしたら、これは「お宝物」じゃーないかと興奮してしまった。「慶順」とあるから紛れもなく元号は「萬延」である。グレゴリオ暦の採用は十数年後の明治五年の事だから新暦でもない。
紛れもない「お宝」だ・・・。
 安政七年三月十八日改元された「萬延という元号」は、同二年二月十九日更に「文久」と改元され、わずか一年足らずで消滅している。よくよく考えると、江戸から熊本まで、早飛脚でも二十日位を費やする。これがこの「御書出」を「お宝」とした所以であろう。(しかし同時期に書かれた、御書出が他にも有るかもしれないなー・・)
コメント (1)
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嘆かわしい

2008-04-21 09:09:47 | 徒然
 年をとると言う事は、こういうことかと愕然とさせられる。図書館へ自転車で出かけることは別段苦にならないし、体力が落ちたとも感じない。(時折、心臓が悲鳴を上げるが・・)根気がないのである。特に古い文書のタイピングがいけない。解読不能な文字を睨みつけながらの事も有ろうが、10行ばかり打ち込むと一休みしなければならない。しばらくの間、まったく違う事をして、又再開すると言った感じである。読書にしてもそうで、一気呵成に読了する事が出来なくなった。メールや手紙の返事にしても、「即」とはいかなくなった。・・嘆かわしい。
 以前TVで明石屋さんまが、「花鳥風月に興味が出てきたら年寄りの証拠」とのたもうた。その通りかもしれない。その年齢並に楽しく生きられればそれでよいと思うのだが、私の「根気」は年齢並では無くなってきているように思えて仕方がない。
 
 
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