どちらのお茶室であったのか、まったく記憶がないが、京都の有名なお寺様のお茶室である事は間違いない。説明の方が「床柱はつつじです」と仰った。40年以上建築に携ってきたが、後にも先にも「つつじの床柱」など、お目にかかったことがない。大変失礼だが「何かの間違いじゃないか」と思ったりした。
熊本市東部の閑静な住宅地の中に、宅地を駐車場としておられるところがある。舗装もなく10台ほどの車が入っており、かっては庭であったろう面影が、所々に残る庭木でうかがえる。入り口近い処に、2メートルほどの立ち木が在って、花を着け満開状態である。近寄ってよく見ると、なんと「つつじ」だ。思わず「オウ・・」と声を発してしまった。脇に伸びる枝木は一切ない。意図的に剪定されている事が分かる。それでも直木の部分は1.5mもない。あのお茶室のものは2.2~2.3mはゆうにある。何年経てばあのような大きさになるのだろうか。しかし可笑しな姿の「つつじ」ではある。桜の季節を過ぎて、熊本ではあちこちのつつじの名所から、満開のニュースが伝えられている。一度一木のつつじを御覧いただきたいと思うが、場所は秘密にしておこう。証拠の写真が必要だナ。改めて出かけなければ成らない。
熊本市東部の閑静な住宅地の中に、宅地を駐車場としておられるところがある。舗装もなく10台ほどの車が入っており、かっては庭であったろう面影が、所々に残る庭木でうかがえる。入り口近い処に、2メートルほどの立ち木が在って、花を着け満開状態である。近寄ってよく見ると、なんと「つつじ」だ。思わず「オウ・・」と声を発してしまった。脇に伸びる枝木は一切ない。意図的に剪定されている事が分かる。それでも直木の部分は1.5mもない。あのお茶室のものは2.2~2.3mはゆうにある。何年経てばあのような大きさになるのだろうか。しかし可笑しな姿の「つつじ」ではある。桜の季節を過ぎて、熊本ではあちこちのつつじの名所から、満開のニュースが伝えられている。一度一木のつつじを御覧いただきたいと思うが、場所は秘密にしておこう。証拠の写真が必要だナ。改めて出かけなければ成らない。