津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

木の芽時期

2008-04-10 21:41:01 | 歴史
 
   木の芽草の芽あるきつづける/種田山頭火

 木の芽立つこの時期は、私が一番好きな季節である。猫の額ほどの庭でも、季節はその移ろいを姿にして見せてくれる。もみじは柔らかい新芽を出しているし、ローズマリーは沢山の花をつけた。草むしりをしていると、実生で生まれたのだろう小さな山椒の木がある。昨年の「加藤清正シンポジウム」のあと、会場で頂戴した清正ゆかりの鶴崎の法心寺の銀杏の実を5・6粒植えてみたのだが、はたして芽を出してくれるだろうか。興味が尽きない。餌を与えるようになってから、毎日沢山やってくる小鳥達のせいではないのか、変な雑草も顔を出している。そんな事を観察するのも楽しみだし、なんといっても掘り起こした土の匂いが嬉しい。

 齢を重ねると、そんな自然の営みもいとおしく感じる。散歩の途中で見つけた白い「大根の花」を手折りて、一輪挿しに投げ入れてみたりする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

証人忠利のお供の人々

2008-04-10 15:20:19 | 歴史
 慶長五年一月十五日忠興は三男忠利を証人として江戸へ送り出している。
お供した九人の人達だが、消息の知れない人が多い。

■中嶋左近 東大史料編纂所の「大日本近世史料・細川家史料」の人名索引では、慶長十五年尾張
  國名古屋城普請の際、普請役人を勤む。(細川家記)とある。別記、中嶋備中について「細川家臣。
  未詳」としているが、綿孝輯録は中嶋備中左近と記しているから、同一人であろう。  
  侍帳に同人物は見えない。
■福知與兵衛 細川家史料には「細川家臣。未詳」とある。福知平左衛門の関係者か
■松田慶順 細川家史料は「細川家臣。未詳」としている。
■牧五郎 これは牧丞太夫・兼重の二男五助である。松田同様の記載が綿孝輯録にある。
    (1)留守居組 百五十石 (於豊前小倉御侍帳)
    (2)御代官衆 百五十石 (肥後御入国宿割帳)・・吾助
御中小姓
■住江甚太郎 住江小右衛門の息か?
    (1)御詰衆 百五十石 (真源院様御代御侍名附)
■本庄久右衛門 丹後以来の本庄久兵衛の嫡男
    (1)留守居組 二百石 (於豊前小倉御侍帳)
    (2)御留守居衆 二百石 (肥後御入国宿割帳)
    (3)百石 (真源院様御代御侍免撫帳)
■松田五左衛門 丹後以来の松田七右衛門の嫡子
    (1)馬廻組三番 三百石 (於豊前小倉御侍帳)
    (2)御馬廻衆 三百石 (肥後御入国宿割帳)
    (3)一番長岡右馬助組 三百石 (真源院様御代御侍名附)
    (4)有吉頼母允組 三百石 (寛文四年六月・御侍帳)
■桑原喜兵衛  侍帳など記録に見えない
■稲富平七   侍帳など記録に見えない                               
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする