津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

史談会3月例会

2012-03-19 08:24:42 | 史料


 昨日の13:30から二時間花岡興史先生を講師にお迎えしての史談会3月例会は、部分(ぶわけ)御舊記の勉強である。
活字化されていない初見の史料で非常に興味深い内容である。
又、是に先立ち細川家資料に登場する剣客雲林院(うじい)弥四郎について、一級資料五点を通じて貴重な一流剣客の動きを見る。
一方我が肥後藩には多くの宮本武蔵に関する資料が存在するが、大方の史料はかなりの時代を経てからのものであり、これらと比してのお話も興味深い。

そんな中会員のDr高田先生から御著「宮本武蔵玄信の実像」を拝受した。(平成14年7月発行B5判253頁 税込み2,500円)
私にとってDrは、肥後学の師匠とも云うべき方であるが、あのとんでもない大作「平成肥後国誌 上下巻」の編著者であられる。

又、毎回「肥後孝子伝」についてお話をいただいている高本先生は、その冒頭特に被災地のガレキの処分について、四月に発足する政令指定都市熊本としても受け入れに尽力すべきではないかとの発言をされた。
最近全国的にやや風向きが変わりつつあるようだが、やはり「反対のための反対」の動きがメディアでも幅を利かせている。
自らが被災者となったらどうするのかを聞いてみたい。単なるエゴはよろしくない。 


 

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