あるお宅からお預かりした文書三点を読んでいる。判らない文字は■表記して一応タイピングを完了、■を一文字ずつ「くずし字解読辞典」やら「くずし字用例辞典」でつぶしにかかる。
ところがこれが一向に減らない。内容がちょっと特殊な文書で、文意がつかみ切れないのだ。
そこで「くずし字解読辞典」を読破することにした。何度目かのチャレンジだが、1ページに五段×10文字=50文字が書かれていてこれが265頁ある。
凡そ12,000文字位はあるのだろう。これを目を皿のようにして一文字ずつ追いかけている。瞼下垂症に大いによろしくない。
1ページを1分かけても、4時間半はかかる計算だがどうもそれ以上かかっているような気がする。
それでも成果は確実にある。二つの該当文字を発見「なーんだ」ということになるのだが、誠に痛快ではある。
不思議な形(?)の文字に出くわすと、横道にそれ書きとったりしながらの作業なので遅々として前に進まない。
約15文字が■表示の対象なのだが、はたして全部潰すことが出来るかは、誠におぼつかないといった感じではある。
只今60数ページ完了、一休みしてコーヒータイムである。