津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■吉田如雪「明治十年日記」から

2015-09-18 17:40:54 | 歴史

 この原本は吉田家から熊本博物館に寄贈された。平成27年6月学芸員・木山貴満氏によって「資料紹介 吉田如雪の明治一〇年日記について」という、熊本博物館報告がなされた。

明治10年2月17日~10月20日に至る非常に簡明な内容ではあるが、西南戦争の生々しい現実が良くあらわされている。
そんな中10月1日の記事に次のようにあった。高祖父上田休(久兵衛)の処刑についてである。

                     十月一日 陰
                     上田休平昨日縣庁ニテ斬罪ニ処セラル
                     制札ノ大意、此者朝憲ヲ憚ラス西郷
                     隆盛、池辺吉十郎ノ逆意ヲ助ケ、榊原
                     何某其外四名ヲ斬殺スル科ニヨリ
                     斬罪申付ル者也

このほかに記述はない。面識はなかったかと感じられる。ただこの時期の日常のありようを、平々と記している。
またたく間に人口に膾炙したことと思われるが、この後遺族には苦労の日々が訪れることになる。 

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■三重苦

2015-09-18 17:38:47 | 徒然

 PCと読書は目に悪い。瞼下垂がひどくなって、最近では目を大きく見開いて、瞼を上げる運動(?)を始めた。
韓国の元大統領ではないが、整形外科で目を吊り上げていまさら二重瞼にしようとは思はないが、目じりの部分がいつも上下仲良くなる違和感がなんとも気持ち悪い。

 左上の奥歯の虫歯状態にかぶせてあった冠がとれてから、ずっと放りっぱなしにしているが、今朝ほど顔を洗うとき頬が腫れているのに気づいた。
歯医者に行けばすむことなのだが、口を開くのが嫌で一年以上そのままである。以前歯医者で大口をあけさせられて治療を受けたあと、顎の調子が悪くなりもう御免だという思いがある。
「80歳まで全部自前の歯で行けますよ」とお墨付きをもらっているが、しかし頬が腫れるとなると話は別で、さてどうしたものかと思案している。 

 最近調子が良かった左ひざに又痛みがきた。昨日からサポーターで固めている。
我家の周辺はタモリが喜びそうな「高低差」に富んだところで、歩くにしろ、自転車にしろ、「行きはよいよい、帰りはこわい」という按配である。
運動の為にうろうろしたのが裏目に出た。

 明日は熊本史談会の9月例会、講師の先生を御迎えするのでおしゃべりする時間は少ないのが有り難い。 

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