津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■萩花忌

2015-09-30 17:13:05 | 徒然

 萩花忌といっても何方も御存じではない。私が高祖父上田久兵衛が斬首された今日九月三十日を、ひそかにそう呼んでいるだけの事である。
久兵衛が妻を偲んで読んだ句に

              秋風のたよりに聞けば 古里は 萩が花妻いま盛りなり

があり、ここから「萩花忌」と名付けた。
今年で138年経過する。今日の熊本は、久兵衛さんの悔し涙かしょぼしょぼと雨が降っている。
二年後の140年忌にはなにかそれなりの行動をしようと考えてきたが、ある事をきっかけに今後は表立ったことはやめようと思っている。
我家の仏壇に線香をあげて報告をした。なんとか萩の花をお供ええしたいと思ったが、手に入れる事ができなかった。

150年忌あたりであちらでご挨拶なんてことに成るかもしれない。

 

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