先の史談会で書家・柏原伸一先生の講話をいただいた際、白川静先生の事蹟に度々触れられた。
その折白川先生の御著である「常用字解」を座右にされるとよいでしょうとお教えいただいた。
文字の成りたちに関する白川先生の著作は沢山あるが、どれも大変面白く興味が尽きない。
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常用字解 |
平凡社 |
出版社からのコメント
白川先生が常用漢字を“やさしく”解説
93歳(2006年死去)の漢字博士が多くの読者に向けて書き下ろした、すぐに引けて、基本から学べて、よくわかるいつでも使える漢字の字典。
内容(「BOOK」データベースより)
『字統』『字通』の著者が常用漢字に絞って、そのもとの形から漢字の成り立ちを立証し、字形と意味との関係もやさしく正確に解説。よく使用される用例もあげて書き下ろした漢字の入門字典。見出し文字総数は1946字とその旧字形798字の2744文字を収録。配列は字音の五十音順で同じ音の字は総画数順、巻末に音訓索引が付く。