松野小源太は大友左兵衛義鎮(入道宗麟)の二男・大友道孝(刀根川親家 又 田原親家 ドン・セバスチャン)系松野亀治家の10代目である。
道孝と嫡男で初代の親英は転切支丹である。三代から六代までは養子で男系の血はかなり薄れている。
代々亀右衛門を名乗っているが小源太も同様である。以下のような要職を勤めた。
文久二年三月(比着座)~文久三年三月 番頭
文久三年三月~元治元年九月 小姓頭
元治元年九月~明治二年二月 用人
慶応三年十一月~明治元年五月 奉行
明治元年五月~明治二年二月 小姓頭
尚、大友氏の家紋は杏葉や乾卦が知られるが、熊本における道孝系松野氏は二重丸輪紋である。