押し入れの中の積み重なった資料を整理していたら、荒木精之先生の44年間延べ463号に及んだ「日本談義」の「総合索引目録」の一部のコピーが出てきた。
「歴史」というくくりの内「郷土史」に関わる212~238頁にわたるものである。
一つ一つの記事の著者並びに〇〇年〇月号の〇〇~〇〇頁掲載といった具合で紹介されている。頁を追っていくと興味深い記事がいろいろ出てくる。
郷土史ばかりでは駄目だな~と思い、古本を探して購入しようかと考え「日本の古本屋」を検索すると結構出品されている。一番頭で26,250円とあって驚いてしまったが、安いところでは4000円ほどである。ほかにも買いたい本もあり少々悩ましい限りである。
まずは手許のコピー「郷土史」をよく眺めて、読みたいものを図書館でコピーに及ぼうと思っている。
その中でも興味を引いたのが、山崎正董氏の「長岡監物伝」、昭和38年1月から42年9月全37回に及んでいる。それぞれが4~5頁に及んでいるから大変な大作である。又、宮本謙吾氏の「細川三齋公とその茶道」昭和33年1月~6月(5回)、山崎貞士氏の「熊本における蕉風俳諧の流布覚書」昭和43年11月~45年7月(7回)なども大変興味深い。
また単発の記事にも大いに興味をそそられるものが沢山ある。それぞれが荒木先生のお眼鏡にかなった錚々たる方々の執筆によるものである。
少し涼しくなったら気合を込めて図書館に出かけコピーを取ろうと考えている。寄る年波コピーをとるのも一仕事になり何度も通わなければならないようだ。