この本の存在はとうの昔から知っていて、何とか手に入れたいと思っていた。殿様とは「護立侯」のことである。
私が生まれる前の年に亡くなった祖父がお仕えしていた。
この本は最近では「日本の古本屋」に二点ほど見受けられるし、2,100円程である。慌てることはないな~なんて思っていたら、今回ヤフオクに出品されていてすごく安価にて落札することができた。ラッキー・・・
一年ほど前にもヤフオクに出品されていて、この時は競り負けてしまった。というのは相手の人にぎりぎりで出し抜かれてしまった。
その時はまだ高かったような気がする。
昭46年1月、大塚工藝社というところから出版されている。石田茂作氏編集とあるが、護貞様も関わっておられるように記憶している。
高田老松町は私の生まれたところでもあるから、何となく郷愁めいた想いもある。