今日の史談会は元・熊本ジェーンズ邸館長の黒田孔太郎氏の「熊本の明治維新・熊本洋学校教師ジェーンズの業績」をお聞きした。
誠に有意義なお話で90分の講演では少々物足りなさを感じた。又、再度のお話を伺いたいというのが出席者ほとんどの思いであったろう。
何故、この偉大な人物・ジェーンズがが全国区にならないのか、まずは熊本人の意識改革が必要だと感じたことである。
処で講師の黒田先生は元・小学校の校長先生、大学では国語を選考されたと理解していたが、熊本県音楽教育研究会会長なども務められた方で、熊本で数少ないファゴットの奏者でもある。
講演の途中では一息入れましょうと、お持ちになったリコーダーで人吉の著名な犬童球渓の作詞による「旅愁」を演奏され、導かれるままに出席者は思いがけぬ合唱をした事であった。
御仕事柄とはいえ、マイクなしの中良くとおる声でお話しいただき、18頁に及ぶ資料も頂戴して大いに満足した一日であった。感謝・・