毎朝の朝食はトースト+サラダ+半熟卵+スープ(又はコーヒー)、もしくは昨日の残り御飯でお茶漬けの何れかである。
最近半熟卵に凝りだして、ようやく6分半というタイムと火加減(湯加減)を極めて、おいしい半熟卵を作ることに成功した。
7分になると黄味が少々固くなるから、タイマーを準備して時間をちゃんと守らなければならない。
サラダはレタスをちぎり、キュウリをスライサーでスライスすれば終り、スープは既製品の粉末状のポタージュでお湯さえ沸かせばすぐできるから朝食にはもってこいである。
トーストはバターオンリーだったり、チーズを乗っけたり気分次第、ジャムをのせて食べたりもしたが食べ挙げてしまった。
これを5分ほどで食べ揚げると、すぐさま食器洗いをして乾燥機に放り込むと、朝の一大業務完了である。
もう11月も5日になった。明後日は立冬、少々足元が寒い。
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一最前は御廣間二座に被召置候へ共、庭も見え不申、惣體暗く候故、御役者の間に御移被成思召にて、坂崎忠左衛門・三宅藤兵衛・宮村
團之進、其外御側衆・御小姓頭・御聞番皆共迄も次第の如く罷出、思召之趣を十七人衆へ挨拶有之候、此間俄の事故、此座敷へ御座候
樣に被仕候、殊の外暗く、庭も無之候間、庭なと有之所に御座候にと申付候、明日より少々繕を申付候、大工仕なといたし候故、御聽
障りにも可被思召と御案内を申候、次の間の衆へも同前に被仰付、誠以冥加至極難有儀に奉存候、御侍中も大勢被付置、結構成儀共、
就中堀内傳右衛門殿、別て情ら敷被仰聞、忝次第と挨拶承申候、左候而、何れも立被申候刻、團之進殿、我等へ被申候は貴樣には御名
迄被申候、歡候と被申候、いかにても是にて承り候と申たる事候、上之間にては忠左衛門・、次の間にては助右衛門、挨拶の時分は、
進出被申候、辨舌分明なる輩にて候、夫故仙石樣えも、此兩人被罷越候と存候、寒氣の時分故、大なる火燵に鍵をおろし、べんがら縞
の蒲團をかけ申候、何事も御目附衆へ、御伺ひ被成候而之事と承候、煙草酒も、初一兩日は出不申候へ共、是も御出し被成度御伺と承
候、誠に何角御心を懸けさせられ候御事、何れも有難かり、被申候事
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一番人衆は、御小姓組・御忠小姓組、二座に勤被申候、尤無刀、挨拶馳走に出候衆も、同前之事に候、大小用に被参候節は、御番衆に向
ひ手を付、時宜の樣に被仕候て、立被申候、其時々々に御番衆内一人宛、立被申候て、跡より參、大小用に被参候口迄、つき被參
候、御番衆之内、心安き仁に申候は、定て被仰合にては可有之候へ共、毎度跡より御付添候ては、窮屈に可有之候、毎度各之方に向き
案内之心時宜を仕候と見え候と申候へは、其儘居被申候事
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一手水つかひ被申候度ことに、坊主衆を遣し候て、水をかけ申候故、殊の外迷惑かられ候、手水桶に柄杓御添可被下候、何れも自身につ
かひ申度と被申候へは、柄杓出候事成かね申候、何事も芝御屋敷に伺申候儀故、其内龍口を仕かけ候て、出候樣に成共致度と申談たる
事候、それは少も御時宜に不及、御かけさせ被成候へと、我等毎度挨拶申たる事
後年、藤本志津馬が熊本に持ち帰り、現在は熊本市立花園小学校校内の置かれている手水鉢。(RKK資料引用)
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一御屋敷へ參著致候夜、小袖貮ツ宛被下、歳暮に一ツ宛、帶なとも被遣候、右之品持參候坊主に、内蔵之助被申候は、此御屋敷にて、太
守様御居間は、何方にて候哉と尋被申候、次の間衆も同樣に尋被申候、其方へ向き頂戴被仕候段を坊主衆我等へ申聞候、尤なる事に
候事