津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■沼山津方面

2016-06-27 07:41:18 | 熊本地震

 昨日は昼食後地震被害が大きい沼山津(ヌヤマズ)から、益城方面の状況を見ようとチャリンコで出かける。
まずは沼山津へ入ると倒壊した住宅が多々見受けられる。大きな屋敷の住宅が重機で壊されているが、掛け軸がかかったままの立派な床の間がある部屋が、いきなり目に飛び込んできて何とも痛々しい。さらに奥へ進むとすでに母屋は取り壊されたと見えるお宅は、納屋に使われていたと思われる建物の外壁部分にシートを下げて、多分ここで仮住まいをしておられるのだろう。又建って間もないと思われる6~7階建てのきれいなマンションが、壁・柱に大きな亀裂が入っており、住人の姿はまったくなく多分解体されるのであろう。
横井小楠記念館も被害を受けており入口は閉鎖されている。その奥に「四時軒」の無残な姿がなんとも痛々しい。

なんとか復旧再建を望みたいものだ。 (震災に遭った横井小楠旧居「四時軒」【熊本の話題】 をご覧ください。)
周辺の道路はチャリンコで走るのに難儀するほど波打っている。秋津川が近くかっては田んぼが広がっていた地域で、地盤も弱いのだろう。

それから益城の街中へ進もうと思ったが、だんだん気が重くなってくる。照りつける太陽で疲れも増し、益城の入口まで進んだところで引き返す。
都合3時間疲労に加えて、あちこちの被害のありさまに帰宅しても心が重く気分は晴れない。
ただただ被災された皆様の安寧をお祈りするばかりである。 

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