テレビの『チューボーですよ!』でマチャアキが作っていた海鮮チヂミが余りに旨そうだったので、翌日、海老、イカ、あさりを調達に魚市場に出かけた。気の迷いが生じて、「えびの桑田」で、帆立の貝柱と紀州の天然鮎を買ってしまった。さらに「泉銀」ではつぶ貝。
海鮮チヂミ、テレビでは分厚いものだったが、それは素人には難しい。大きな鉄板で焼くお好み焼きとはわけがちがうのだった。葱と帆立とあさりを入れたらもうひっくり返せなくなった。ガスオーブンで救済し、旨いものになったが、見栄えが悪いのでここには紹介しない。薄く、小さいものが良い、これがチヂミの教訓。
鮎は多目に塩を振ってグリルで塩焼き。ほこほこして旨い。ワタも一緒に焼いたが、「うるか」というわけにはいかない。
つぶ貝はガスオーブンで軽く塩焼き。見かけとは違い、食べやすく上品な味である。
先週は「松井」で穴子、「丸正」で中落ち。
穴子は煮た後、最後に煮詰めたタレをつけてグリルで焼くのがポイントみたいだ。煮て焼いて、再度タレにつけただけではあっさりした味になる。
中落ちは叩いて葱と合せれば、ご飯にぴったり。3人で200グラム500円、充分な量だった。
今回は、穴子、中落ち、それから卵なんかを酢飯に乗っけて、息子にも手伝ってもらって楽しいちらし寿司になった。
まあ備忘録である。いつ行っても魚市場は面白い。支離滅裂に買ってしまいそうになるのが玉に傷だ。先週仕事で訪れた札幌の「新二条市場」では、生鮮食品だからと思い必死に我慢したが・・・。
鮎の塩焼き
つぶ貝の塩焼き
穴子
まぐろの中落ち
「泉銀」の森田釣竿氏がやっている「漁港」のCDは発売間近(港は逆さ文字)