1999年の初来日はいろいろあって目撃できなかった、ミッシェル・ドネダ。
今回はもう4回目の来日だったそうだ。
ドネダを観るのも、入谷の「なってるハウス」に行くのも初めてだ。2007年5月22日、ツアーの最終日。
ドネダはソプラノサックス1本で勝負。ソプラノ「らしい」音が発せられることも、もちろん何かのクリシェのようなメロディが奏でられることもなかった。鳥のような声、風の音、痙攣、咆哮、彷徨。ただ、あえて音数を多くしたという、齋藤徹のベースともども、1時間の長時間にわたるインプロヴィゼーションはまったく飽きることがなかった。
やはりこの音楽は、本人の存在(目の前に生きているということ)、挙動、振る舞いがあってこそ、さらに刺激的だと思った。帰宅してから改めてCDを聴くと、親しみがわいた。とっつきにくいようでいて人間的な音楽である。
カメラはライカM3にペンタックス唯一のライカマウントレンズ、Pentax-L 43mm/f1.9 Specialを付けた。やや明るかったので、ISO1600相当でf2、1/60で撮ることができた。しかし、何故だか「団体さん」が入って後ろのバーカウンター前からしか聴くことができなかったので、90mmくらいでもよかったかもしれない。このレンズでいつも感じるのは「中庸」、そして「上品さ」であり、好きなのだが、インパクトに欠ける気もする。
ミッシェル・ドネダ+齋藤徹 Leica M3、Pentax-L 43mm/f1.9 Special、Tri-X(+2増感)、Gekko 2号
ミッシェル・ドネダ+齋藤徹 マウスピースを外して吹いた! Leica M3、Pentax-L 43mm/f1.9 Special、Tri-X(+2増感)、Gekko 2号
『クレフの解剖学』(ソロ、Potlatch)
『Temps Couche』(琴の沢井一恵、ヴォイスのベニャ・アチアリとのトリオ、Victo)
今回はもう4回目の来日だったそうだ。
ドネダを観るのも、入谷の「なってるハウス」に行くのも初めてだ。2007年5月22日、ツアーの最終日。
ドネダはソプラノサックス1本で勝負。ソプラノ「らしい」音が発せられることも、もちろん何かのクリシェのようなメロディが奏でられることもなかった。鳥のような声、風の音、痙攣、咆哮、彷徨。ただ、あえて音数を多くしたという、齋藤徹のベースともども、1時間の長時間にわたるインプロヴィゼーションはまったく飽きることがなかった。
やはりこの音楽は、本人の存在(目の前に生きているということ)、挙動、振る舞いがあってこそ、さらに刺激的だと思った。帰宅してから改めてCDを聴くと、親しみがわいた。とっつきにくいようでいて人間的な音楽である。
カメラはライカM3にペンタックス唯一のライカマウントレンズ、Pentax-L 43mm/f1.9 Specialを付けた。やや明るかったので、ISO1600相当でf2、1/60で撮ることができた。しかし、何故だか「団体さん」が入って後ろのバーカウンター前からしか聴くことができなかったので、90mmくらいでもよかったかもしれない。このレンズでいつも感じるのは「中庸」、そして「上品さ」であり、好きなのだが、インパクトに欠ける気もする。
ミッシェル・ドネダ+齋藤徹 Leica M3、Pentax-L 43mm/f1.9 Special、Tri-X(+2増感)、Gekko 2号
ミッシェル・ドネダ+齋藤徹 マウスピースを外して吹いた! Leica M3、Pentax-L 43mm/f1.9 Special、Tri-X(+2増感)、Gekko 2号
『クレフの解剖学』(ソロ、Potlatch)
『Temps Couche』(琴の沢井一恵、ヴォイスのベニャ・アチアリとのトリオ、Victo)