きのう、テレビ東京の『クロージングベル』に出た。排出権の話。
1年ぶりの生出演で少し緊張した。まだ録画したのを見る気にならない(笑)。
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先週末、三番瀬フォーラムの干潟散策会に参加してきた。
ウォーターフロントなのに、親しみがあるのは川だけだ。以前に市川塩浜のほうから三番瀬を見に行ったことが何度かあるが、コンクリの垂直な護岸があるだけで、まったく接点がない。また、ダンプだけが止まっている道はごみが散乱していて物騒だった。実は、三番瀬フォーラムはこのような親水性のなさを以前から問題として取りあげていたとのことだ。
今回は船橋漁港から小船に乗ってのアクセス。船が着いたところは自然にできた貝の山、「ふなばし三番瀬海浜公園」から干潮時に歩いてきた人も多い。
スタッフに教えてもらいながら歩いていくと、次第にいろいろな生物がいることがわかってくる。
前に歩くマメコブシガニ(メスはお腹が膨れていて、オスとメスのつがいが多い)。砂団子のあるところにはコメツキガニ。 牡蠣。近くには最近話題になっている牡蠣礁がある。
アサリ、シオフキガイ、バカガイ、ムール貝、アカニシ。 ゴカイ。見渡す限り、有機物を食べた後の、実はきれいな糞だらけだ。モンブランと言われている。
マハゼの稚魚。 ボラの稚魚。岩には海綿や色んなイソギンチャク。 ミズクラゲ、有毒なアカクラゲ。青海苔になるアナアオサ、刺身のツマになるオゴノリ。
まだまだいて、とても一度では覚えられない。
「まだ全長12ミリにもならない赤ちゃんハゼたちは、岸壁の泥場や藻場で浮遊生活をするんだ。だって、ちゃんと泳げないし、そんな遠くには行けないから、流れてくるプランクトンを食べてるんだ。そういえば、最近は行徳沖にも藻場はめっきりとなくなってしまったなあ。」(『僕らはハゼっ子』鈴木和明、文芸社)
ただ、この残された三番瀬も堂本知事の公約通り埋立計画が白紙になったのはいいが、さらに青潮などを防ぎ住民にとっての親水性を増すような動きも、またなかなか進まないようだ。さらには第二湾岸を造る検討もじわじわと進められている。
造ることが目的のインフラより、こちらのほうが明らかに大事だということは、見れば強く感じることができる。
カメラは偏光フィルタを使うのでAE付が便利と思い、PENTAX LXにFA★24mm/f2.0と、PENTAX K2DMDにFA 77mm/f1.8 Limitedを使った。
海苔養殖に使うブイ、船橋漁港 三番瀬の海苔は旨いだろうなあ。 PENTAX LX、FA★24mm/f2.0、偏光フィルタ、Provia 400F、ダイレクトプリント
広くて気持ちいいが三番瀬のごく一部 PENTAX LX、FA★24mm/f2.0、偏光フィルタ、Provia 400F、ダイレクトプリント
牡蠣 PENTAX LX、FA★24mm/f2.0、偏光フィルタ、Provia 400F、ダイレクトプリント
マハゼの稚魚 PENTAX K2DMD、FA77mm/f1.8、偏光フィルタ、Provia 400F、ダイレクトプリント
岩壁には海綿、閉じたぴかぴかのタテジマイソギンチャク ちょっと気持ち悪い PENTAX K2DMD、FA77mm/f1.8、偏光フィルタ、Provia 400F、ダイレクトプリント
アカクラゲが死んでいた PENTAX K2DMD、FA77mm/f1.8、偏光フィルタ、Provia 400F、ダイレクトプリント
目の前で地面から新鮮なゴカイの糞がにょろにょろ、これがモンブラン PENTAX K2DMD、FA77mm/f1.8、偏光フィルタ、Provia 400F、ダイレクトプリント
モンブランだらけ PENTAX K2DMD、FA77mm/f1.8、偏光フィルタ、Provia 400F、ダイレクトプリント
アナアオサの上にマメコブシガニを放したら死んだふりをした PENTAX K2DMD、FA77mm/f1.8、偏光フィルタ、Provia 400F、ダイレクトプリント