日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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猪瀬直樹 「死者たちのロッキード事件」(文春文庫)

2007-10-01 22:04:31 | 本・映画・展覧会
 ロッキード事件、もちろん田中角栄。児玉誉士夫、小佐野賢治、そして丸紅の方々。笠原運転手。この辺までは、記憶に残ってる人も多いのではないだろうか。では福田太郎は?実は、この本を見つけた理由がこの名前だったのだ。たまたま「福田太郎」で検索をかけたらこの本がヒットしたので買ってみた。著者は何と…今をときめく副都知事サマですかぁ?

 この本ではロッキード事件に関連した数人にスポットライトを当て、事件前から事件後までの彼らの生活を丹念にレポートしている。その中に、「黒子」福田太郎がいる。ジャパンPR社社長、児玉誉士夫と密接な関係にあった日系二世。

 別に後ろめたくも何ともないので書けば、私の父は福田太郎氏の会社に居た。モロに「あの」時期である。だから、家にL-1011のデモカラーのダイキャスト模型があったり(取っておけば今頃ひと財産だった…)、デモフライトで鹿児島まで同乗してきたり(オイ、静かな飛行機が手放しで着陸するんだぞ!と言ってた)したワケだ。ついでに児玉誉士夫の作った「民族の歌」のレコードもあった。作曲はなんと古賀政男だ!(このレコードも今なら高く売れた?)ちなみに私も福田氏には会っている、筈なのだが「記憶にございません」。さすがに幼すぎた。

 父がどういう仕事をしていたかは知らない。少なくとも政治家や商社員関連の席には同席していない筈だ。警察の事情聴取を受けた様子はないから、きっと「疑獄」には関与していない(するほどの大物ではなかった)んだろう。恐らくはロ社の資料を翻訳したり、新聞社や航空会社との会見会議の段取りとかしていたのではないか。それはまぁ、どうでも良い。自分に飯を食わせ、学校に行かせてくれた父に変わりはないのだから(じゃあ仮に殺人犯や強姦魔だったとしても同じコトが言えるか?うーん)。

 元より飛行機に罪はない。父親が多少なりとも関連したこととは無関係に、トライスターはイルカっぽいノーズとNo.2エンジンからの滑らかな曲線が好きだった。DLC(Direct Lift Control)なんてメカは知らなかったからデザインが総てだ。ライバルのDC-10は「とって付けた様な」No.2エンジンが嫌いだった。導入する日本航空も高慢でいけ好かない会社だと思ってた。それが今やJGC、隔世の感がありますな(笑)。

 事件後、ウチで「トライスター」が禁句になることはなかったし、何かの折には生前の福田太郎氏の思い出話も出たりしていた。この本の福田太郎氏の章を父に読ませ、いま改めてあの事件の前後のことについて、秋の夜長に酒でも飲みながら語って貰いたいと思う。まだまだ元気なうちに。この本の感想になって無いけどここまで。

 2007年9月28日 クルマ引取りの埼京線車中にて読了
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2007年9月28日 あけてびっくり

2007-10-01 06:27:26 | クルマ
 本日2本目の書き込み。修理の終わった「輸送機」を引き取ってきた。電車の駅から近い店と言うのは便利なものだ。。。

 実はここ、知ったのは10年も前だが実際に仕事を頼んだのは今回が初めて。キチンとしたお店なのは日ごろの電話の取次ぎ方(誰が出ても)で想像はしていたが、やはりその通りだった。修理明細の項目について状況と交換理由の明確な説明。

 今回は大きく3つのパーツの修理をしたのだが、結果的に一番ヤバかったのがこれ、排気マニフォールドのクラック。ほぼ全周に渡り入っていた。ススが付いていないのでまだ漏れてはいなかったようだが、漏れたら「カチカチ山」の可能性がなかったとは言えない。溶接盛りで直すか迷ったが部品交換を依頼、外してみたら見えない裏側までクラックが回りこんでいた次第。

 それほど調子悪いクルマとは思っていなかったが、帰宅時に乗ったら格段に良いフィーリング。騒音も振動も少なくなった。ちょっとパワー感が増した?これがこのクルマの実力か~!秋のドライブが楽しみだ。おかげで危うく、首都高でオービスのお世話になる所でした。レーダー探知機つけようかなぁ。首都高だけは(そのとき乗ってるクルマが何だろうが)ついつい踏んでっちゃうんだよねぇ(汗)

 そう言えば今、首都高でアンケートやってます。けっこう時間かかりる割には賞品ショボいな…おヒマな方、やってみて下さい。
 http://www.shutoko.jp/cs/
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