「JGC」と言う組織をご存知だろうか。JAL・傲慢ズ・クラブ。JAL便の上級クラスあたりで良く見られる、本人は大したヤツじゃないのに職位やマイレージ上級会員であることをかさに威張りくさる人種(中高年男性に多い)のことである…(x_x)
正しくはJAL GLOBAL CLUBという。JALのマイレージ会員の中で、1年間にいっぱい乗った人がなれ、クレジットカードの契約を止めない限り「一生モノ」で持てるステータスである(同様のがANAにもあります念のため)。出張や帰省を繰り返す人でない限り普通にちょろっと旅行する程度ではなれないため、頑張って無理やり飛行機に乗る回数を増やさなければならない。本来「なっちゃた」であるべきものに「なっちゃう」、そのためのフライトを「修行」と呼び、当人たちは「修行僧」と呼ばれる。
私がゴーマンになったのは(爆)、もといJGCになったのは2000年、この時に「安く搭乗回数を稼ぐ」ために利用したのが福岡⇔釜山(韓国)便だった。翌2001年3月にはこの路線は廃止され、実にきわどいタイミングで利用したのだった。同区間に台頭して来たJR九州のジェットフォイル「ビートル」に客を取られての撤退だったが、この本はその「ビートル」発案から軌道に乗るまでの長い長い闘いの物語である。(中島みゆき「地上の星」をBGMに読んでね)…長い前書きゴメンなさい。
さて読んでみると、予想はしていたがここまで難産…いや就航してからも難問山積…とは思わなかった。対馬海峡波高し。ビジネスとして考えるとこの先どれほど順調だったら累積債務が帳消しになるのかなぁ。
ただ、そういうJR-Qに関わるゼニカネの問題はあるが、新たな需要掘り起こしに伴う日韓両国への経済貢献、それにも増して両国民の行き来が容易かつ頻繁になったという無形の貢献度を考えると、国は少しくらいJR-Qに「ごほうび」あげても良いんじゃないの?と思ったりするのだ。恨めしく思ってるのはJALか、実はJALもホッとしているのか。
もう一度「ビートル」に乗ることがあったら、この本を思い出してしげしげと周囲を見回してみたい。きっとどこかに、この本の登場人物もいるはずだ。なお過去の乗船(搭乗?)レポートはこちらです(↓)
http://g200we.homelinux.com/~jmb/0505korea/050521a.htm
正しくはJAL GLOBAL CLUBという。JALのマイレージ会員の中で、1年間にいっぱい乗った人がなれ、クレジットカードの契約を止めない限り「一生モノ」で持てるステータスである(同様のがANAにもあります念のため)。出張や帰省を繰り返す人でない限り普通にちょろっと旅行する程度ではなれないため、頑張って無理やり飛行機に乗る回数を増やさなければならない。本来「なっちゃた」であるべきものに「なっちゃう」、そのためのフライトを「修行」と呼び、当人たちは「修行僧」と呼ばれる。
私がゴーマンになったのは(爆)、もといJGCになったのは2000年、この時に「安く搭乗回数を稼ぐ」ために利用したのが福岡⇔釜山(韓国)便だった。翌2001年3月にはこの路線は廃止され、実にきわどいタイミングで利用したのだった。同区間に台頭して来たJR九州のジェットフォイル「ビートル」に客を取られての撤退だったが、この本はその「ビートル」発案から軌道に乗るまでの長い長い闘いの物語である。(中島みゆき「地上の星」をBGMに読んでね)…長い前書きゴメンなさい。
さて読んでみると、予想はしていたがここまで難産…いや就航してからも難問山積…とは思わなかった。対馬海峡波高し。ビジネスとして考えるとこの先どれほど順調だったら累積債務が帳消しになるのかなぁ。
ただ、そういうJR-Qに関わるゼニカネの問題はあるが、新たな需要掘り起こしに伴う日韓両国への経済貢献、それにも増して両国民の行き来が容易かつ頻繁になったという無形の貢献度を考えると、国は少しくらいJR-Qに「ごほうび」あげても良いんじゃないの?と思ったりするのだ。恨めしく思ってるのはJALか、実はJALもホッとしているのか。
もう一度「ビートル」に乗ることがあったら、この本を思い出してしげしげと周囲を見回してみたい。きっとどこかに、この本の登場人物もいるはずだ。なお過去の乗船(搭乗?)レポートはこちらです(↓)
http://g200we.homelinux.com/~jmb/0505korea/050521a.htm