日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2010年8月1日 【旅行】乗りテツな夏(第2回-2)

2010-08-05 20:35:10 | 旅行・ハイク&ウォーク
 「たんばら」で帰るまでの数時間を水上で過ごすか沼田で過ごすか迷ったが、町を歩いたことのない沼田で過ごすことにして水上から普通電車で折り返し。

 沼田って国道(R17)とJRが離れていて、町の中心地はさらに離れている…駅から極めて急な坂(函館や小樽よりもっと!)を登って中心部に出なければならない。この炎天下、一瞬で汗だく。昔の人は旅の荷物を持って町と駅との間を歩いていたのだろうか。

 あまり有名ではないと思うが沼田にも城址があった。上田・真田氏の縁とは知らなかった。その一体が公園になって整備されている。地元出身の成功者が資財を投じて荒れ果ててた一帯を購入し、整備し、市に寄贈したという。今では考えられない社会貢献じゃない?

 公園の一角に、「旧生方家住宅(重文)」「生方記念資料館」「旧土岐邸洋館(登録有形文化財)」があり見学、200円(写真)。「住宅」は商家であり農家との造りの違い、はねあげ戸などが珍しい。「洋館」は今でも洒落てると思える外観と内部の和室のミスマッチが面白い。ちょこっと見学するのに最適な対象、訪れた人が気軽に見学できるよう頑張って維持して欲しいもの。その後公園や市街地をぶらぶら…暑い。暑すぎる。

 普段お菓子など買わないが、夏の群馬キャンペーンでJRが出していたリーフレットによれば市内には老舗の和菓子屋、気鋭の洋菓子屋などが何軒もあるとのこと、それではと「荒木屋」に寄り「栗羊羹」を土産に買う。自分は試食の1cm角ひとつでもう十分!駅まで急坂を降り、ベンチで横になって昼寝。

 荒木屋本店:http://www.arakiya.jp/
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2010年8月1日 【旅行】乗りテツな夏(第2回-1)

2010-08-05 06:06:32 | 旅行・ハイク&ウォーク
 先々週に山梨方面へ行った際に見たJR東日本「夏の臨時列車運転」プレスリリースに、485系ジョイフルトレイン「彩(いろどり)」を利用した列車も出ており乗ってみようと思った(これまた快速G指定席、すなわち18きっぷ利用不可)。

 その「たんばらラベンダー号」は上野と上越線沼田の往復。乗るのは良いが往復同じ列車ではつまらない。かと言って片道を延々と115系やE231系に揺られるのもなぁ…と思っていたらあるじゃないですか!楽しいのが。「SLみなかみ号」。高崎~水上の往復。これと「たんばらラベンダー号」を組み合わせれば行きと帰りとで変化を付けられるぞ。みどりの窓口へ行ったら幸い残席があった。ちなみに「たんばら」はMV(多機能券売機)で出てきたが「SL」は出て来なかった。

 今日も18きっぷで、利用不可な「たんばら」のみ別途片道。最寄り駅から上野に出、そこから高崎線普通列車で高崎まで。普段「51km以上はグリーン車」がモットーなのだが早朝でボックスシートに居場所を確保できたので我慢。上野で乗った3人とも高崎まで…テツな方々ではないようだったが、水上行きに接続する電車だったのでヤマ屋さんかな?


 「SLみなかみ号」(高崎09:56→水上12:04)
 ボイラー空焚きしちゃったD51 498は見事に復活。ずっと前に「SL&EL」に乗ったことがあり(その時のELはEF55だった)、ずいぶん久しぶりの乗車となる。なんか妙な形のデフレクタとなり、煙突回りも含めて好みのスタイルではない。飛行機のウイングレットは外傾斜なのにSLは何で内傾斜…って車両限界の問題もあるだろ!歴代いろいろと改造が行われたようで、よくよく見ると外見はスッキリしておらず「ばんえつ物語」のC57の方が良いかなぁ。

 特筆すべきは客車の12系、昨年から今年に全検出場しているがメチャクチャ綺麗!トイレは改修されているが車内はブルーのモケットなボックスシートもなつかしく、「八甲田」あたりでお世話になったことを思い出す。窓回りや屋根にシンダのこびりつきも少なく、機関車ばかりがクローズアップされがちだが、この客車のメンテの良さはもっと注目されて良い。すごいぞ高崎区!SLじゃなくて良い、この列車で「急行型の旅をしよう」なんて企画も良いんじゃないか、機関車はEF510北斗星色でお願いします(笑)。

 汽笛一声、なんだけど6両で後ろから2両目だとあまり聞こえず(発車の一瞬だけ相客に断って窓を開けてた)、クーラーの唸り声ばかり。編成後部ゆえ渋川を過ぎて上りにかかるとカーブで機関車が見える。良かったのはそれくらいかなぁ。やはりSL列車は乗るより見るものかもしれない。以前に比べ乗務員や駅員がサービスに努めているのが伝わってきたのが好印象だった。

(つづく)
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