これは写真展と言えるのかどうか…確かに多数の写真パネルの展示ではあるのだけれど、撮影者のクレジットは無いし。テーマが東海道新幹線なのと、撮影機材がキヤノンのカメラであるところが共通点か。
鉄道や航空機の写真展に行く。そのとき何に注目する?普通の写真展と違うのは、被写体に対する興味がとても強く、むしろ撮影技術を上回りそうになるところだと思う。そういう点では記録的要素の強い写真なのか、「新幹線(や航空機)のある風景」を切り取った写真なのか、観る方で常に意識を確かめながら見なければ評価がブレてしまう。パネルを観ながらそんなこと考えてるのってヘンかしら…
それでも、東海道新幹線がすごいなと思うのはあちことのランドマークと絡めての構図がすっかり「完成」されており、シンボルとして成り立つまでに認知されているのではないかと思えること。例えば新横浜ならPePeとの絡み、富士川鉄橋、富士山バック、静岡駅カーブ、浜名湖、伊吹山、京都東寺、等々。あ、肝心の名古屋(JR東海の本拠地)が無いじゃん!(笑)
ところで実に残念と言うか不愉快だったのが、500系の写真が1枚もないこと。「協力:東海旅客鉄道株式会社」だから仕方ないのだが、年表パネルにも500系運転に関する記述がなかったような。要するに「大阪の向こうから乗り入れてくる会社」という認識でしかないのだろう。そうコメント用紙に記入して投函したかったのだが、何やら熱心に書いてるご老人がいらっしゃったので諦めた。
2010年8月5日 キヤノンSタワー オープンギャラリーにて鑑賞
鉄道や航空機の写真展に行く。そのとき何に注目する?普通の写真展と違うのは、被写体に対する興味がとても強く、むしろ撮影技術を上回りそうになるところだと思う。そういう点では記録的要素の強い写真なのか、「新幹線(や航空機)のある風景」を切り取った写真なのか、観る方で常に意識を確かめながら見なければ評価がブレてしまう。パネルを観ながらそんなこと考えてるのってヘンかしら…
それでも、東海道新幹線がすごいなと思うのはあちことのランドマークと絡めての構図がすっかり「完成」されており、シンボルとして成り立つまでに認知されているのではないかと思えること。例えば新横浜ならPePeとの絡み、富士川鉄橋、富士山バック、静岡駅カーブ、浜名湖、伊吹山、京都東寺、等々。あ、肝心の名古屋(JR東海の本拠地)が無いじゃん!(笑)
ところで実に残念と言うか不愉快だったのが、500系の写真が1枚もないこと。「協力:東海旅客鉄道株式会社」だから仕方ないのだが、年表パネルにも500系運転に関する記述がなかったような。要するに「大阪の向こうから乗り入れてくる会社」という認識でしかないのだろう。そうコメント用紙に記入して投函したかったのだが、何やら熱心に書いてるご老人がいらっしゃったので諦めた。
2010年8月5日 キヤノンSタワー オープンギャラリーにて鑑賞