日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2010年10月7日 仏作って魂入れず…にならぬように

2010-10-12 22:20:07 | エセ善人ねた
 川崎某所に出張。駅から向かう途中、昔の橋の柱?らしきものが置いてあった。案内板はなかったが「たまがわ」「ろくごうばし」と彫られていたので間違いなかろう。このエリアから多摩川は遠くないので、昔の橋を架け替えた際、柱だけ記念に残して近所の公園に設置したに違いない。

 だが出来れば、設置の由来や架設当時の様子を示す写真か絵などの説明パネルが欲しい。でなければ何のことだか分からないじゃない?そこに川も道もないんだから。

 せっかくの「遺産」だもの、もっと後世の人々に歴史や意義を伝えるようにしてもらいたい。そしてそれらの在り処を広く伝える不断の努力も怠らないでいただきたいものである。

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【本】 松波成行著 「国道の謎」(祥伝社新書)

2010-10-12 05:00:22 | 本・映画・展覧会
 世の中には国道マニアと呼ばれる人たちが存在する(更には酷道マニアと言うジャンルもある…恐るべし)。一般的には全国津々浦々に張り巡らされた国道を走り、逆おむすび型の国道標識を証拠写真として撮ったりする方々を指すのだと思うけど…

 そういう「マニア」が昂じ、単に走るだけでなく国道と言う道路群の生い立ちや個別の国道の存在事情など、古地図や議会議事録まで踏み込んで調査を行う人は何と呼べば良いのだろう。スーパー国道マニア、か。

 本書は、その「スーパー国道マニア」が書いた、津軽半島の突端にある有名な「階段国道」や神戸港に通じる「最短国道」、鹿児島から沖縄にいたる「海上国道」等々、日本の国道の中でも異端な道ばかりを集め、それらの道路のユニークな点を紹介するとともに「どうしてそうなっているのか」を検証した力作である。

 本書は「踏破記録」ではなく「検証結果および考察の書」である。挿入された写真や地図が説得力を増し、自らも行ってみたいという気にさせてくれるであろう。ドライブのネタ探しに困ってる人、地図を眺めるのが好きな人、そしていわゆる国道マニアや「つぶし屋」の人、ぜひ手にとって頂ければと思う。

 ところで私は旧国鉄・私鉄を全部乗り終え、まずはJAL系就航空港へ行き終え(次はANA系のみ就航空港か)、YHの泊まりつぶしも着々と進行中…と言うことで、いずれ無職の身になりかつ海外へ行く体力気力財力がなくなったら、国道走りつぶしをしようかなとも思ってたりする。総延長6万キロ、軽キャンパー(それともファーゴ?)に寝泊りしてモバイルで日々状況を更新しながら…なんてね。

 2010年10月6日 通勤電車車中にて読了
コメント (6)
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