日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2010年10月23日 焚き火?

2010-10-27 22:23:38 | ノンジャンル
 アウトドアと言うかキャンプの醍醐味の1つは焚き火だと思う。最近は直火禁止が主流なので焚火台を使ってということになるが、それでも燃える火を眺めるのは心地良い。

 今日は某MLの泊りがけオフ会があったが残念ながら2年連続で欠席、千葉で義理がけの勤労奉仕をすることになった。草ぼうぼうの土地に建屋を作るための整地作業なのだが、力はなくユンボを操る技術もなく、刈った草や伐採した木を細々と(?)燃やす火の番。

 もう暗くなるのは早い。有線放送に17時の時報が流れる頃には、ボウッと燃える火は美しさを増して。少し離れて地面に敷いた段ボールからじっと火を見つめていると何ともいえない気分。幸せなような、何だかしんみり泣きたくなるような。やはり秋は物想いな季節だね(物欲ってワケじゃ…)。

 往復とも渋滞(東京湾の反対側まで行くだけなのに片道2時間ってどゆこと!)したのは辛かったが、多少はお役に立ったし思いがけない時間を過ごせたし、これはこれで良かったかな。そう言えば先日、焚火台を入手したので今シーズンはファーゴに積んでってどこかで焚き火やろうっと。あ、ベースプレートも買った方が良いかな。

 ところで炎に緑色が混じっているのは銅の色らしく、隣家のおじさん曰く「この辺の土には銅分があって、それが地下水と共に木に取り込まれてるんじゃないのか」って。この辺の方は井戸水を摂取されてるそうですが、銅中毒になったりしないんでしょうか?
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【本】 内橋克人著 「破綻か再生か」(講談社文庫)

2010-10-27 05:43:29 | 本・映画・展覧会
 読んで感想を纏めるのにずいぶん時間がかかってしまったが、せっかくなので残しておく。

 日本経済のどこが問題か、今後どうなるか、どうすれば良いかなどを書いた本は山ほどあって玉石混淆、でも良くて一長一短、ヘタすりゃトンデモ本という印象が強い…気がする。気がするというのは、傾向を論じるほど読んではいないと言うことで。

 さらに言えば、刊行当時の経済状況を知っていなければ読んで現実感に乏しく、書かれている内容も時が経ってしまえば陳腐化と言うか非現実的になってしまいそう。もっともそうであるから、この手の本は未来永劫なくならず無限に「再生」でき、それで喰ってゆける人々もまた多いのじゃないかな。

 そういう認識のもと、10年以上前に書かれた本書を読んでみるが多くの点で著者指摘の傾向がいっそう強まったり、当時はチラと見えたにすぎなかった問題が現在では看過できない大事になっていたり。経済ふくむ社会の仕組み、人々の考え方など見通すのって、数字を丹念に追ってゆけば自然と導き出せるジム・ロジャーズ流投資術と相通じるのかなぁ。

 正直、いつまでも内橋克人じゃないだろうと思う。この分野での有名人ではあるが「実力」は大したことないと批判する向きもある。ただ、書かれてることの多くが「預言書」のごとく現実になっている事実を見ると、やはりそれなりのことはあるのかなぁと思ったのだった。10年前の話ですけどね(笑)。

 2010年9月10日 通勤電車車中にて読了

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