日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2011年7月30日 【旅行?】伊豆の山々ぁ~♪(1)

2011-08-03 23:09:01 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今週は遠出を控えよう。でも何処かには行きたい。
 伊豆に1カ所、未宿泊YHがあるので行くことにした。宿泊がメイン、観光は二の次。あぁ不純。とは言え伊豆まで行くので自然歩道でも歩こうかと思っていたのだが…雨。

 JRで伊豆半島の南端近くまで行くのにはリニューアルされた割引きっぷ「南伊豆フリー乗車券」が便利でお得。以前とは異なり「踊り子」の特急券が含まれなくなったのだが、指定席を取ったり普通(快速)列車を使うならこれで良い。特にこの夏は節電対応(および旅客減)で「踊り子」も運転本数が減っているのだ。

 早朝の出発予定が雨で挫け、発車直前の「踊り子」指定席を取って伊豆急下田に着いたのは昼前、こちらは快晴だった…車内で「シウマイ弁当」を食べてきたので食事はもう少し後で良いからと、たぶん30年ぶりくらいで寝姿山ロープウェイ(写真)に乗って山頂へ。若干靄っていたがまぁまぁ良い眺め、ちょうど伊豆諸島からの船が入ってきた。残念ながら下岡蓮杖写真記念館は閉館中。

 寝姿山を下り、街中の食堂で「金目丼」を食す。金目鯛の煮つけの切り身を丼飯に乗っけたもの。快晴で暑く、一匹丸ごとの「煮つけ定食」は昼には暑苦し過ぎたため…旨かった。観光案内所で貰ったガイドマップ提示で夏みかん(?)ゼリーおまけ。ちょっと嬉しい。

 その後、開国資料館、日米下田条約締結の場・了仙寺を見たり、たまたまやってたスタンプラリー目当てに歩き回ってるうちに山手から雲が押し寄せ雨になった。傘は持っていたが街歩き終了、バスで松崎方面へ。居眠り。宿周辺は大雨だった。相客が居たがちょっとヘンだったので(アスペルガーな人かな?)相手にせず読書して過ごす。気付いたら7月の土曜は総て外泊だった。

 三余荘YH泊

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【本】柳田聖山著 「禅と日本文化」

2011-08-03 06:31:06 | 本・映画・展覧会
 少し前に書いたように、宗教ではない部分で禅に興味が出てきたので、何か基礎知識になりそうな本はと思って借りてみた。とは言え座禅の実践とか書かれても困るので(それは現地で習得すれば良いかな?)結局は歴史的経緯などに触れられた本になってしまうのだが。

 第一章「禅と日本文化」はとても興味深く、グイグイと読み進めることができた。禅の興り、修行方法、考え方など。「禅はきわめて精神的な、自己訓練の方法である」禅と言えば座禅、このイメージにぴったりではないか。問答(臨済宗)より座禅(曹洞宗)が修行のイメージに近いよね。

 だが第二章「純禅の道を求めて」はいけない。禅宗のおこりから歴代の高僧とその教え(思想)の特徴や著した書物の名称。こういうのを文章で書かれるのは苦手だ。一覧表や体系図みたいなので示されればまだ頭に入りやすいのだけれど…かくして、本書でかなりの紙面が割かれている割に頭に入ったことは曹洞宗と臨済宗と黄檗(おうばく)宗、隠元と道元と白隠、それくらい。(汗)

 第三章「無字のあとさき」も第二章の余韻を引きずり難解。

 ところで、この本でも「鈴木大拙」が出てきた。うーん何か縁がある…と言うより避けて通れないのだな、この人は。

 で、黄檗と言う駅が京都から奈良へ向かう途中にあるのは知っていたが、ここが禅宗のうち一派の本山であることは知らなかった。ならば次にこちら方面へ行く時は下車してを訪ねてみようじゃないか。思わぬ「効用」。その前に首都圏にある総持寺(横浜鶴見)で座禅かしらん…(警策で打たれまくりな予感)

 2011年7月29日 自宅にて読了
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