日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2011年10月23日 【旅行】旬感旅行@十勝(2)

2011-10-29 06:19:21 | 旅行・ハイク&ウォーク
 起きて朝のうちにホテル周辺の散策でもと思っていたのだが、相変わらずの雨降り。ここ一週間で大量発生したというカメムシ(とテントウムシ)には閉口するがうっかり潰したりしなければ刺されたりはしないのでまだマシか。

 朝風呂、食事後もダラダラと過ごして10時チェックアウト、1030ホテル出発。20分ほど走った「新得農道離着陸場」が会場である。弟子屈はあった(今は廃止)のは知ってたけど新得にもあったのね…

 用意された大型観光バスは4台、車種は変えて取り揃えてございます。
・いすゞ初代ガーラ(KL-LV774R2)
・ふそうエアロクイーンM(P-MS729S)
・日野セレガR(KL-RU4FSEA)
・日野現行セレガ(いすゞPKG-RU1ESAJ予定から日野車に変更)
 もちろん、お目当ては初代ガーラ。正直、他の車種の時間枠は他の参加者のガーラ枠と交換して貰おうかと思ったほど。だがまぁ折角のチャンスなので、どれほどの違いがあるか乗ってみることにした。

 乗車はいきなりでなく、必ずひとり前の運転の時に乗れるよう時間配分されている。なので、操作感はともかくコースと車体の動きについてはある程度つかんでイメージしておくことができる。以下、簡単に感想を。乗車順の記載。

1.セレガR
 生まれて初めて動かす大型車と言うことで個性より大型車の動きに慣れるのがメインになったかな。クラッチ、エアシフター、エアブレーキ。アタマでは分かっているのでどうしようもない程ではなかったが…
 本車種に設定されたコースは滑走路上の周回+低速スラロームコースのみ、一番簡単なコースだったので良かった!セレガRは4台中いちばんの切れ角で思ったより切れ込む感じ、ツインターボは気持ち良い加速。ルックスは嫌いな車種だけど後から反芻してもこの車種が一番扱いやすかった気がする。かなり見直した。

2.エアロクイーンM
 今回いちばんの古豪、しかし根強い人気の車種。そう言えばこの「パンダマスク」も最近はすっかり見なくなったねぇ。やはりアンダーパワーは隠せず、シフトもちょっと。でも一番素直と言うか操作のリニア感があったかな。
 本車種に設定されたコースは滑走路周回のほかエプロンエリアに設置された連続クランク(8の字)コース通過。内寄りだとパイロンを引っ掛け、外寄りだとミラーを格納庫にぶつけちゃう。オーバーハングを意識したステア捌きと両方のミラーを見ながらの注意深い進行、ブレーキ&クラッチのコンビネーションが要求されるがパイロンタッチなしでクリヤ。

3.セレガ(ーラ)
 過去の参加者情報より「コワイ乗員さん」と聞いてた(おびうん観光は車両あたり運転士固定制)同車だが乗ってみると一番丁寧に、排気ブレーキ&リターダの作動からシフトダウン、ブレーキまで実践運転に即した操作タイミングを教えてくれ非常な好感。コックピットと呼ぶにふさわしいインパネ形状、乗用車ライクな運転姿勢と全てが他車と一線を画すセレガーラであったがパワーは物足りない。
 コースは滑走路周回からエプロンエリアに入って方向転換、直角狭路(クランク)を抜けて出るものでこれまたパイロンタッチとミラー接触の両方に気を遣う設定。一番難しかったかな?幸い切り返しもやり直しもせずに成功。一発でいれるためには、その前に車体フロントとパイロンの間を10cm程度でアプローチさせる必要がある。アンダーミラーって便利ね~♪やっぱりウチのファーゴにも付けようかなぁ。

4.初代ガーラ
 意図せず乗車が最後になり「真打ち登場!」となった初代ガーラは、気のせいか操作感が一番しっくり来た…さすがいすゞ!軽やかに吹け上がるエンジン、大型車に慣れてきたこともあって直線では2200rpmほどまで回して加速し豪快な加速を他のエントラントにアピール(笑)。切れ角は可もなく不可もなく。
 コースはコースは滑走路周回および滑走路末端を使っての方向転換、車体を入れるのが作業道路で幅3.5mかな、車体幅が約2.5mだから結構せまく感じる。ここに車体を入れて滑走路上のパイロンめがけてバック、運転席は完全に草地に出るがタイヤを道路から落とさないようにしなければならず、一回半脱輪。前進して再トライ、二度目は上手くいった。その逆、滑走路から道路に入れる方がラク
だったかな?
 そして余った時間を好きな車種に乗車できる「オプション枠」を1枠買い(20分3,900円)、再び初代ガーラを運転。運転士さんと2人きりだったのでガーラの印象や冬道の難しさなど、走りながら色々とおしゃべり。下からトルクがあって乗りやすいそうだ。ただし排気ブレーキは一段しかなく三段のセレガーラからは明らかに劣るのが問題だと。


 長さ12m幅2.5mという大柄な車体ではあったもののオーバーハングやタイヤの動きについて全く戸惑うことなく乗れたのは、やはりワンボックスカーに乗っていた経験が大きいと思う。
 とりあえず動かす程度なら全くの素人でもこれだけできると分かった。であればプロドライバーならもっときちんとできるだろうし、そうであって欲しい。プライドと責任感を持って運転してよね。
 (乗客のアタマを)揺すらず、ピタリと幅寄せや車庫入れできた時の満足感は大きい。イカン、また参加したくなってきた…JL1158便(JA327J:737-800)で帰京。お世話になりました。

(おわり)




コメント (3)
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