日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】僕たちは世界を変えることができない。

2011-10-16 21:19:14 | 本・映画・展覧会
 「150万円でカンボジアに小学校を建てることができる!」150万かどうか定かではないが、確かに「あ、意外と安くできるもんだな」と思った記憶がある…どこかで。それを「どこかで」じゃなく実現しちゃった、しかもゼロから始めてお金を集めて、な大学生の実話を映画化したのが本作品。

 もちろん実話に基づくんだけど、それ以上にカンボジア訪問のシーンがドキュメンタリー(ルポルタージュ)を見ているようで。トゥールスレン収容所跡とかキリングフィールドとか、自分が訪問した時を思い出し、あの不愉快な気分が蘇る。もちろん、目を背けてはいけない。行ったことないけどきっとビルケナウ(アウシュビッツ)はこれ以上なんだろうな。

 カッコ良く、ちょっとチャラい感じさえする主人公(向井理)たち。遊びサークル作ってパーティー開いてカネ集め、そんなやり方で良いの?と思わないでもないし会計報告とか大丈夫なの?と心配もする。そしてメンバーの衝突や外部からの非難中傷。サークルは空中分解して計画は宙ぶらりんに…ならなかった。彼らは成し遂げた。

 学校は造って終わりじゃない。維持管理は建物だけでなく先生の手配や学用品の補充など、果てしなく続く。実話の主人公はそれを今もきちんと続けていると言う。スゴイことだ。スゴイことだけど大げさに構えず…と言うのが本作のキモなのだろう。震災ボランティアだってきっとそうなのだ。

 公式HP:http://www.boku-seka.com/

 2011年10月7日 MH89便(東京→クアラルンプール)機中にて
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2011年10月8日 【旅行】マレー乱飲紀行(2)

2011-10-16 07:28:10 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日はKLをぶらぶらして、午後はマラッカに移動の予定。だがリンさん、何もプランを考えてない…おいおい、ホテルの朝食をしっかり摂りながら話すが何も決まらない。あまり何事にも興味ない人ってのも困ります(笑)。

 あなたマレーシア人なんだから首都の景色くらい見ましょうよとKLタワーを提案するが展望台は高いと却下を喰らう。ならばとKLCCのペトロナスツインタワー間に架かる「スカイブリッジ」(無料)へと向かったら改装工事のため12月まで閉鎖中。だから「タワー」にすれば良かったのに…

 気を取り直して国立モスクへ向かう途中、KL中央駅でワタクシ得意のhop-on/offバスを発見。これに乗ることにする。でないと二人いても決まらない。まぁリンさんはKLの人間ではないので(マレーシアで二番目の地域の二番目の町に住んでる…日本だと大阪の堺になるのかしらん?)、KLを案内しろと言ってもムリなんである。ハイここがムルデカ・スクエアですよ~…

 国立モスクは二度目なんだが良かった。残念ながらキリスト教会のように礼拝堂の内部に入って見学はできず、外から眺めるだけなんだけど(写真)。しかし暑くなって来たな…さすがと言うか、こうでなくちゃ。捨てるつもりで半袖シャツを持ってきてるんだし。

 再びバスでぐるーっと回る。下車せずとも街並みや公園を高い視点から見られるので良い。何のことは無い、ホテル前にバス停があった(笑)ので下車、昨夜と同じ場所(の違う店)で海南鶏飯を喰い、部屋に戻ってシャワー浴びて荷物くくってチェックアウト。そして三たびバスで中央市場へ…と思ったら猛烈なスコール。下車は断念。中央駅まで乗ってこれで一回り完了。もしまたKLに来ることが
あればブキットビンタン、中央市場、チャイナタウンあたりを歩いてみたいな。

 列車で郊外バスターミナルへと思ったら遅延で40分来ないだと…仕方なくタクり、新築間もない立派なターミナル(本当に空港ターミナルみたい)からマラッカへ2時間。予定よりだいぶ遅くなってしまったが、マラッカではリンさんの妹さんが出迎えてくれ、3人で夜市へ。週末なんで大賑わい。食堂に入るも品切れ続出。辛うじて麺にありつき、妹さんの立派なお宅に伺いワイン飲みながらお喋り
して本日終了。
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