日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】中西大輔著 「世界130カ国自転車旅行」(文春新書)

2011-10-05 22:04:01 | 本・映画・展覧会
 足掛け12年、世界を回る…しかも自転車で。サラリーマンには想像もつかない人生を送る人が居る。著者はそんな人である。


 星座ひと回り分、さしたるトラブルもなく世界を回って日本に戻って来た。12年の旅を新書一冊で語るのには無理がある。逆に日々しっかり書かれたら付き合う方もたまらない(笑)。本書は本当に旅のエッセンス、ポイント数点に絞って書かれている。なのでサックリ読める。だが旅がサックリ済んだわけではないはずだ。旅の期間は1998年7月から2009年10月、ちょうど「9・11」を挟み、世界が大きく変わった時期だ。とうぜん旅行者にとってもイミグレーションや野宿における安全確保など、影響はあったと思われる。良くぞご無事で。

 正直、旅先での出来事いちいちを書かれてもあまり読みたいとは思わない。それより、旅の準備(特に言葉とか生活のスキルとかの習得)や旅の全般を通じたものごとへの対処方法とその考え方、その辺について知りたかった…がそういうネタはウケないであろうからあっさり省略されている。トークショーでもあれば伺ってみたい。

 そして、これだけ日本の社会を離れて戻ってきた今や40歳の中西さんが、生きてゆける環境が日本にあるのか。とうぜん自転車関係のコミュニティに関ったりするのだろうが、生活は成り立つのだろうか。他人事ながらちょっと心配しちゃったりするのだ。何とかやっていける、日本もそういう国であって欲しい。

 2011年9月29日 通勤電車車中にて読了
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2011年9月29日 もっとひかりを!?

2011-10-05 07:39:08 | エセ善人ねた
 気がついたら、会社の館内が明るくなっている。トイレのハンドドライヤーが稼動している。電力不足が解消されたことによる節電解除らしいのだが。

 バカなんじゃない?って思う。せっかく節電が定着しかかったんだ、そのままにしとけば良いじゃない。あまりに暗すぎたと言うなら(それは一理ある)消してた分の半分程度を復活させれば良いじゃないか。

 喉元過ぎて元に戻したんじゃ、ライフスタイルは変わらない。なんでそのことが分からないのか。そうしようとしないのか。なぜ何も考えずに今まで「消灯」としていたスイッチを入れてしまうのか。何故この機会に、この夏ほどではないにしろより省エネルギーな社会にシフトしようと考えないのか。

 僕は、今のスタイルの生活を「電力不足前」に戻すつもりはない。だって節電が叫ばれて変えたところってないんだし(笑)。でも…来年は扇風機を買おうかな。。。
コメント (4)
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